助手はできません!と拒むチャングムに、ハン尚宮はこう説きます。「お前には“料理のカン”と“誰にもない能力=味を描く能力”の2つの能力があるわ。鉱泉水でトンチミ、白菜で饅頭。味を見ずにつくったでしょ?」。
ハン尚宮はチャングムが未体験のエビを料理や豆腐チゲを味見ナシでつくらせ、「ほら、できるのよ!」と涙ウルウル。チェ尚宮が肉汁を使うところをハン尚宮と同じようにエビの煮汁を使ったことも感動させたようです。目が見えないけど鮮度を見分ける魚屋を見たハン尚宮は、チャングムにもできる!と思ったのでした。
チェ尚宮は「歴代王の病歴や好みも記された、高麗時代から水刺間の最高尚宮に受け継がれた秘伝の料理書(←チョン尚宮には渡さなかった)」をもとにクムヨン(クミョン)を訓練。尚宮たちには賄賂で根回しし、ヨンロをチャングムの部屋へ移させ敵状視察も命じました。
そんなとき、材料も製法も変えていないのに醤庫(チャンゴ)の味が落ちるという事件が発生。これは「民でさえ大騒ぎする」問題だそうで、チョン尚宮はこの原因解明をハン尚宮とチェ尚宮の競合テーマ第一弾として課しました。
チェ尚宮が兄チェ・パンスルに聞き込むと、オ・ギョモの資金づくりのため水刺間以外に納める塩は中級品を混ぜていると言われ、バレたら一族が追及されるので焦ります。実は質の悪い塩でも味噌の味に影響しないのですが、「菓子厨房の塩が水刺間と違う」と知ったチャンイがチョン尚宮に話しました。
ハン尚宮とチャングムは、木の下に甕を置いてお祈りをしている民を目撃。おいしい醤ができると評判の家を訪ねると、材料は宮中より劣るのに宮中の味とそっくりでした。チェ尚宮はとりあえず調達した高級味噌を使うも、「以前のほうがよかった」と中宗。そこへハン尚宮とチャングムが、「わかりました!」。トックおじさんが松の花粉でつくった「松花(ソンファ)酒」に手がかりがあったようです。
スポンサード リンク