チャングムが自分の証言を必要としていると思うヨンロは「身を隠すのもいや、オ・ギョモも信じられない、あなたが王妃様に口ぞえして私を提調尚宮にして」と依頼。でもチャングムは「不正な取引はしない」と断りました。次にやってきたのは神妙な面持ちのチェ尚宮。チャングム母ミョンイの墓へ行き、思い出を話し、さめざめと泣いて詫びますが、チャングムが冷たい表情で「義禁府へ行って自白してください」とはねつけたので、土下座してるのに!とムカついてます。
ヨンロは悩んだ末に司憲府へ(あれ?46話では「義禁府へ行け」と言われてませんでした?)。ですが到着寸前にチェ一派に連れ去られ、ヨンロはチェ尚宮の命令通りオ・ギョモの不正を告発しました。ある儒生を科挙で首席合格させて東莱(トンネ)の官吏に任じ、東莱の築城に乗じて公金を横領した罪だそうで、オ・ギョモは免職となります。
チャングムがヨンロの危機に気づくも、時すでに遅し、ヨンロは山道で突き落とされていました。ヨンセンは涙しながらも、最後にチャングムを頼ったことを知ると「最後までユン尚宮らしいわね・・・」とつぶやきます。チェ尚宮は悪の道に落ちたときの苦悩をクムヨン(クミョン)に話し、「火種は完全に始末すべし。お前のためにヨンロを消した」と説明します。
さらにチェ尚宮は大妃(貞顕王后)を言いくるめてオ・ギョモを見捨てさせ、「硫黄アヒル事件は誤診を料理のせいにしてチョ・グァンジョを消そうとしたオ・ギョモの仕業。内医正には口止めをしましたが遺書がチャングムの手に渡りました。遺書を王妃が手にすれば勢力を増します」とささやきます。
大妃に呼ばれたチャングムは「遺書はありません」と答え、その直後に尚膳からも遺書を求められます。ヨンセンから遺書の存在を聞いた中宗の要請でした。チェ尚宮はすかさず、ニセ遺書(誤診を認める内容)をヨルイ(ヨリ)に提出させます。チャングムは王妃(文定王后)に何やら作戦を報告しており、ミン・ジョンホとともに前提調尚宮に働きかけていることもわかります。
遺書の件で司憲府に呼ばれたオ・ギョモは「チェ尚宮が黒幕だ!」とチャングム母時代からの陰謀劇を暴露。そこへ王命が伝えられ、当時の関係者全員が召集され、カン・ドック夫妻も飛び入り参加。オ・ギョモVSチェ尚宮の壮大な口げんかが始まります。ときどきミン尚宮も口出ししますが、ああ言えばこう言うチェ尚宮にはかなわず、チェ尚宮が勝ち誇っているところに内医正(その後ろにはミン・ジョンホとチャングム)が登場。皆さんお口あんぐり!です。
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