「内医正は硫黄アヒル事件の真相を知っており、命を狙われていたので匿っていた」とミン・ジョンホが説明したので、遺書がニセモノだと発覚。それみたことか!とオ・ギョモが勝ち誇りますが、内医正チョン・ユンスは「オ・ギョモとチェ尚宮が関わっていた。私は誤診を隠して料理のせいにしてチョ・グァンジョを死に追いやりました」と告白します。
焦りまくったチェ尚宮が「医女チャングムの仕業!」と罵ると、アヒルを試食したムスリのホンイが登場し、「あのときユン尚宮とチェ尚宮は宮中にいた」と証言。それでもチェ尚宮が反論していると、前の提調尚宮のスバル尚宮が現れ、試食前にチェ尚宮が提調尚宮に送った手紙を証拠として提出しました。事件の捜査官がオ・ギョモだったことから、チェ一族もオ・ギョモもジ・エンド。チャングムはシラーっと軽蔑した目で見てましたが、こうなってもエラそうに怒鳴りまくるチェ尚宮に脱帽です。
逃亡したチェ・パンスルを、船頭に化けたカン・ドックが捕獲。左賛成(ミン・ジョンホの上司)が推鞫官に任命され、一同が審問場に連行されます。ミン・ジョンホが長年捜査していたおかげでオ・ギョモの罪も明らかにされます。
逃亡をはかったチェ尚宮。もう誰も協力してくれず、チャングムにも見つかり、「クムヨン(クミョン)が全てをかぶることになる」と言われて脱力。とぼとぼ宮殿を出てトンイン山にあるミョンイの墓の前で許しを乞いますが、「ペクヨンは最高尚宮になってチャングムとも過ごせたし悔いはないはず」って、悔いはあったと思います!でも権力を求めて走り続けた人生に疲れ切ったというのはわかりますね。チェ尚宮は木の枝にかかったリボンを取ろうと手を伸ばし、山道で足を滑らせ、幼い頃を思い出した末に枝から手を放して落下しました・・・。悪役ながらすごく贅沢な最期のシーンを与えられていますよね。熱演お疲れさまでした。
チェ尚宮の死を知って気の毒がるミン尚宮とチャンイに「ハン尚宮とチョン尚宮とヨンロまで手にかけた人よ!」とヨンセンがキリリ。オ・ギョモは免職され黒山島へ流罪、パク・フギョムも流罪、むち打ち&鉱山の奴婢に落とされたチェ・パンスルは移送途中に絶命、内医正とヨルイは医簿を剥奪されます。
免職となったクムヨンは宮殿を出る前に、チャングム母の手紙をチャングムに渡します。「燃やせと言われたけどできなかった。完全に一族の人間にもなれず、自分の主張も貫けず、完全な才能もなく・・・それが私よ」。一人歩くクムヨンをミン・ジョンホが待っていました。オトナでお似合いの二人です♪「申し訳ない」と言うミン・ジョンホに、「来世で出会ってもそう言わないでください」とだけ言ってクムヨンが去ります。
チャングムのために宴を開くカン・ドック夫妻。「医術も復讐もやりとげた」とチョン・ウンベクとチャンドクも喜びます。中宗夫妻はチャングムにご褒美をたっぷり下賜。チャングムは「三つのお願いがあります」と、(1)ハン尚宮の身分回復、(2)母の身分回復(→中宗は女官どうしの処分を禁止)(3)水刺間(スラッカン)の最高尚宮になることを切り出します。
臨時最高尚宮になったチャングムは、母の遺志をついで最高尚宮専用秘伝ダイアリーに母の無念をつづり、中宗にお料理も出し、見習い女官をちょろっと教育。やりたいことをやったのでまた医女に戻ると中宗にご挨拶すると、「もしや余が王になる前に、女官になりたいと言い出したあの子ではないか?やはりそちであったか!」
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