「薬剤と毒材は区別できません。薬も使い方を間違えれば毒になります」と薬剤区分試験でチャングムが回答。その通りだとシン・イクピル教授は認め、「だから最初の試験で効能と副作用を併記したシンビを大通(テトン)にした」と説明し、「謙虚になれ。悟ったと錯覚するな。深みを持て」と厳しくも深いお言葉をくださいます。
仲良くなったチャングムに、シンビは医女を志した理由を打ち明けました。身体が弱かったシンビは診察してくれた医員にお礼をしたくても貧しくてできず、「ならば世に恩を返せ」と言われたそうです。
今回は済州島から首医女チャンドクが出てきてチャングムと再会~♪がめついナジュ宅(カン・ドック妻)にズバズバと言い返し、あのナジュ宅がたじたじです。チャンドクは「身分も回復したしチャングムを見届けたいから都にいる」そうですよ。
医女修練期間の終了を前に、不通(プルトン)が3つついていると知って驚くチャングム。シンビにも3つついており、イ・ヒョンウク教授の指示に背いて宴会に行かなかったからでした。シン教授が抗議するも、吏曹判書誤診の件でまた脅されてしまい、考えた挙句、実習をさぼって宴会に行った医女全員に不通をつけて失格にしました。
報告を受けた都提調(ミン・ジョンホの上司)は「合格者ゼロ!?んなこと王に報告できんからワシが再試験をするわ」となり、皆をテストしてみると、そこそこに出来がよいではありませんか。中でもチャングムの優秀ぶりはズバ抜けており、『孟子』の小難しい故事を暗唱して都提調を驚愕させます。二人の教授を問い詰めた都提調は「もしや宴会に呼んだな?」と気づき、中宗に報告。イ教授は罷免されました。
こうしてチャングムもシンビも典医監での教育を卒業し、内医院に配属。同期のチョドンとチョボクは恵民署に配属されました。内医院の先輩である内医女ピソンは、「お前たちは医女ではない」と言い渡し、1年間は使喚(サファン)医女として修練し不通が3つついたら恵民署へ送られると説明。内医女ウンビは「後輩ができたからやっと下っ端から抜け出せる♪」と喜んでいます。
チャングムとシンビを待ち受けていたのは、宮女からの見下した扱い。肌荒れを治せと命じられ、落ち込むシンビに、チャングムは自分が宮女だったことを打ち明けました。そんな折、王妃(文定王后)が急病になり、関係者が会議室に集合。水刺間(スラッカン)の最高尚宮となっていたクムヨンは、医女姿のチャングムをみて凍りつきました。
スポンサード リンク