チャングムが嫌々ながら手伝うようになった首医女チャンドクの薬房は大繁盛中。チャンドクが単なる食品を薬として処方してお金をとっているのに気付いたチャングムが文句を言っても、チャンドクは動じません。薬草に詳しいチャングムはチャンドクに「あんた医女にならない?」と誘われるも、「いやです」とお断り。そんなチャンドクは麦門冬の「芯」をひとつ一つ確認する丁寧な仕事ぶりで官婢たちには尊敬されています。
官職を辞したミン・ジョンホが済州島の万戸になったのは、上司の内禁衛将が急いで職を与えたからでした。ミン・ジョンホはチャングムに、無実を証明するためにアヒルに硫黄を食べさせる実験をするようにすすめます。漢陽にいるカン・ドックも、アヒル料理を3カ月も食べつづけて実験。すると元気モリモリになって夫妻に赤ちゃんができちゃいました!「イルド(イルト)が死んでからだめだったのに」とのセリフから、夫妻の息子が亡くなっていたことがわかります。
新しい明の使臣に「前の使臣が水刺間の女官をほめていましたがこの人たちですな」と言われたチェ尚宮はムッ。クムヨン(クミョン)は、ミン・ジョンホが官職を捨てて済州島へ行き万戸になったと知ります。
淑媛(スグォン)の産室庁が設けられました。淑媛の好きな辛い料理を出そうとするクムヨンに、ヨンセンが「ハン尚宮の教え」を引き合いに出して真っ向から反論。謀反人の名を出すとは!とチェ尚宮が叱ってもヨンセンはどこ吹く風。ミン尚宮とチャンイは席藁待罪(ソッコデジェ)して詫びます。しかし3人まとめて“麺類を作ったり豆やモヤシを育てたり油を絞ったりするおいしいものがない”部署に異動となりました。
金のない民には湯薬を処方しないチャンドクにチャングムは反抗的。ミン・ジョンホにお金を借りて、子供のために薬剤を買い、塩水ではダメなので湧き水を汲みに行きます。ですが湧泉水(ヨンチョンス)は貴重なので一般人には汲ませてもらえません。
真水を手に入れたいチャンドクは、自費と兵士を使い、(前の万戸に反対されたので)隠れて雨水をろ過する設備をつくっていました。両班から金を巻き上げて薬や水を買うのではなくも設備からつくるという発想が男前すぎますね!チャングムが山奥まで水を汲みに行ったと知ったチャンドクは感心。チャングムのほうも、チャンドクが掟を破って受刑者を診察して罰を受けていたと知って見直します。
チャンドクは、皮膚病・腫物・虫歯の名医として名の知れた医女。昔は宮中で働いていましたがなじめなかったという過去があるらしく、内医院からスカウトが来ても断っているとか。医女になれば宮中で働けると知ったチャングムは、医女になろうと決めます。
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