ソルロンタンに牛乳を入れたので競合に勝てたとチェ尚宮は思っていますが、「民の食べ物がテーマなので入れませんでした」とクムヨン(クミョン)が明かします。大妃(貞顕王后)は「牛乳を入れてごまかすような料理」におかんむり。チェ尚宮とハン尚宮の実力に差がありすぎるようだと提調尚宮たちに話します。
ソルロンタンは煮込む時間が大切なのに材料にこだわって時間を費やした上に牛乳を入れた!技におぼれている!とハン尚宮はチャングムを叱り、保母尚宮の世話をしに雲岩寺へ行けと命令。チャングムがいくら謝っても許さず、そこまでしなくても・・・と諌めたチョン尚宮にこう話します。「宮中は誘惑が多いのに、これくらいで流されるようでは危険です」。
ヨンロ、チャンイ、ヨンセンが、こぞってハン尚宮の部屋を訪ね、チャングムの後釜の補佐役を志願。しかしチャングムがこなしてきた「水を持ってきなさい」「山菜を集めなさい」という修練に誰も耐えられません。幼いチャングムを思い出すハン尚宮がさびしそうです。
雲岩寺には、チャングム、ミン・ジョンホ、カン・トックが勢ぞろい。学田の捜査を進めるミン・ジョンホは、人参がチェ・パンスルのところへ流れていると突き止めます。トックおじさんは元気のないチャングムを海へ連れて行き、チャングムは初めての海に喜び、ミン・ジョンホともキャピキャピ♪ その後、父が内禁衛だったことや、自分のせいで両親が亡くなったことを打ち明けるのでした。
死を前にした保母尚宮は、「両親を亡くして物乞いをしていた幼い頃、兄上がくれたお米を食べたい」と切望しており、皆があらゆる米を探しましたが、尚宮が求めるモチモチ食感のお米はありませんでした。
寺の使用人がつくった食事がとてもおいしかったので、チャングムが根掘り葉掘りレシピを質問。でも秘訣などはなさそうです。そんなある日、彼が干しているオルゲ米(秋夕に新米のかわりに供える米)が尚宮が食べたがっている米では?と推測。急いで食べさせようと、お米を炒って乾かしますが、「あのお米と似ているが違う」と尚宮に言われました。その後「やっとできました」と使用人がもってきたお米を「まさにこれだわ。私の棺に入れてください。兄上に差し上げなければ・・・」と涙して喜びます。
特別な技ではなく、天日に干してしまうという時間と真心が大切だった・・・と気づいたチャングムは、ハン尚宮の気持ちも理解しました。そのことをミン・ジョンホと話している場面を、休暇をとってミン・ジョンホに会いに来たクムヨンが目撃します。
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