提調尚宮が水刺間最高尚宮の交代を提案し、長番内侍は反対しますが、チェ・パンスル一派に抱き込まれた医官チョン・ユンスが「水刺間で10名も病気になったのはチョン尚宮の責任」と主張。大妃(貞顕王后)は両者の意見を聞いた後「まだ正式には決めずチェ尚宮を代行とする」と決めます。権限を持ったチェ尚宮は、“もっともすぐれた”ハン尚宮とチャングムに、太平館へ行けと命じました。
チェ尚宮がさっそくチョン尚宮の部屋を探すも、秘伝の書は見つかりません。クムヨン(クミョン)はオンジン村に隔離されたチョン尚宮の始末を遠回しにチェ・パンスルに依頼。今回から一気にダークサイドに堕ちたクムヨンのようすに、チェ尚宮が頼もしそうに笑います。
ハン尚宮に頼まれたカン・ドックがチョン尚宮のようすを見に行きました。チョン尚宮は宮中のようすを聞き、ハン尚宮宛てに「疫病ではない」という手紙を預けます。
大平館とは、明の使臣が滞在する場所。使臣にはこれまで難癖をつけられてきており、世子を承認してもらいたい中宗は強く出られません。使臣を満足させるのは大変なので、「ハン尚宮に責任を押し付けて左遷できる♪」とチェ尚宮は考えていました。今回やってきた使臣は、大変な美食家。「乳母が朝鮮人だった」そうで朝鮮語ペラペラですよ。
使臣が消渇(ソガル)=糖尿病だと知ったハン尚宮は、地味御膳を出しました。使臣は顔色を変え、オ・ギョモがハン尚宮をつまみ出させます。するとチャングムが「体に悪い料理は出せません!食事の節制が大事なのです!5日だけでも食べれば体調が変わります!」。そこで使臣は、どんな罰でも受けることを条件にチャングムに料理させることにしました。
事件を聞いて料理しにやってきたチェ尚宮とクムヨンは、「5日間は私が厨房の責任者です」とチャングムに拒まれたので、「じゃあお手並み拝見♪」と様子見。チャングムは健康的なあっさり料理を出し続け、そのたびに使臣に首をひねられます。そしてチャングム担当の5日間が終わると、チェ尚宮たちが自信マンマンで豪華な満漢全席をつくり、使臣はそれをおいしそうに食べるのでした。
スポンサード リンク