右議政に会えなかったミン・ジョンホは辞表を預けて宮殿を出ました。チャングムもカン・ドックの家に書き置きを残し、二人で船に乗ります。「私のせいで賤民になってもいいのですか?」と何度も聞くチャングム。手をつないで二人で雪道を歩きます・・・。
卑しい医女を主治医にするなぞ言語道断!と朝廷は大騒ぎ。左議政イ・グァンヒたちが、ミン・ジョンホの上司である右議政を責めます。右議政はミン・ジョンホを連れ戻させ、自分が主治医に任じられたと知ったチャングムは驚愕。右議政がミン・ジョンホを叱るのを聞き、彼の将来を妨げることはできないと思い直します。
チャングムの主治医就任に反対する座り込みも始まり、主治医を固辞しろと皆が言う中、チャングムの才能を知るミン・ジョンホと実力があっても認められない女の悔しさを知っているチャンドクは「主治医になれ」と説きます。内医院ではシン・イクピル僉正(チョムジョン)が辞表を提出。ひざまずいて引き止めるチャングムに「お前の才能も性格も知っているが、助けまでは期待するな」と冷たく言います。医女ウンビも後輩に辞表を書かせますが、シンビだけはきっぱり拒みました。
反対しつづける左議政や右議政に中宗はチャン・ヨンシル(世宗時代に身分を乗り越えて出世した人)の例を挙げて反論し、改めてチャングムを任命。するとチャングムは「従います」と答えました。それにしても皆が「辞退しろ」と言ってますが、“たかが医女ごとき”が王命を断ってもいいのですかね?時と場合によっては「医女のくせに王命をことわるとは何事ぞ!」と弾劾しそうですが・・・
側室ヨンセンが自分の部屋で中宗とチャングムを会わせていたと知った大妃(貞顕王后)と王妃(文定王后)は、下心があるのでは?とおかんむり。ビックビクにおびえまくったヨンセンは、大妃殿を出たところで破水し、8ヶ月の早産のためチャングムたちが大わらわで対応します。
ヨンセンは難産の末に翁主(王女)を生むも、持病の風熱のせいで出血が止まらず、気を失いました。あなたを死なせてまで我を通したりしないわ!と必死に蘇生させるチャングム。よく見ると働いているのはチャングムとシンビだけで、ウンビと下っ端2名は「見てるだけ」でしたね。大切な人を死なせてまで主治医になれないと思ったチャングムが辞退を決意して大殿に行くと、慶源大君(文定王后息子)が危篤というしらせが飛び込みました。
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