王世子冊封が迫るある日のこと、中宗は中宮殿ではなく敬嬪の部屋を訪ねました。
敬嬪が愛する息子・福城君の聡明さを、ここぞとばかりに中宗にお披露目します。
自分の出産を待たずに王世子が決められるのを王妃(文定王后)は恨めしく思い、
王妃様の大君を必ずや世継ぎにする!とナンジョンが山寺で誓うのでした。
しつこい敬嬪が「どの王子を推してくださるのですか?」と王妃に訊ねました。
直系の大君は元子だけ!私が福城君を推すなどと思うな!と王妃はピシャリ。
けれども敬嬪は、王妃が元子を推しても意味はないと食い下がって説得します。
「キム・アンロ(希楽堂)と判府事ユン・イムは後で王妃様を警戒するはず!」。
その希楽堂とユン・イムが王妃の実家にやってきて、元子の後押しを依頼。
協力を約束するユン・ウォンヒョン承候官ですが、内心では釈然としません。
商人ペク・チス頭領の仲介でチャン・デインを王妃に会わせることにしました。
王妃の子が世継ぎになれないなら他の王子につこう!と単純な王妃長兄ウォンロ。
熙嬪父のホン・ギョンジュ(南陽君)に頼まれ、錦原君を推すことにしました。
左議政ナム・ゴンの立派な手下となったパク・ヒリャンは、儒生を取りまとめ中。
彼との仲を父上が認めてくれるまで・・・とオンニョンは母の実家に行きます。
チョン・ユンギョムは中宗から手を握られ、王世子の護衛を頼まれました。
占い師のパンおじさんが、敬嬪と王妃の四柱を占って「こんなん出ました~」。
敬嬪は“鼠のせいで母親と息子に害を被る”、王妃は“天下を掌握する”とか。
山寺から戻り、希楽堂たちの動きを知ったナンジョンは「王世子冊封を防ぐ!」。
十数年待った後宮を一度に倒せるわけがないと考えて静観するつもりの王妃に、
王妃様は元子ではなく福城君(敬嬪の息子)を推してください!と提案しました。
嫡子でなく側室の子である福城君はどうせ明から世子の承認を得られない、
だから王妃が大君を産んだら後から世継ぎに変更できるという理由からでした。
ですが敬嬪がすでに明の巨商を介して明にわたりをつけていると知るとびっくり。
中宮殿を出たナンジョンは元子の姿を初めて目撃し、じっと見つめてます・・・。
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