側室如妃(ユーフェイ)は玉瑩(ヨッイン)を呼び出し、扇子を確かめさせます。
月とは如妃を意味する文字なので、「日は昇り、月は欠ける」は
如妃が凋落しかわりに玉瑩が栄えるという意味。
こんな詩じゃなかったのに!と玉瑩は焦りポロポロと涙を流して詫びます。
けれども如妃は玉瑩の手をとり、誰かに陥れられたのね、
純粋な人間は攻撃を受けやすい、あなたが気に入ったと声をかけました。
最初は玉瑩が怪しいと思っていたが、淑寧の仕業だった。
玉瑩は美しいだけで何も考えてはいない純粋な子だと裏で評する如妃。
若い側室を次々に消すより、手を結び利用するほうが賢いと考えているのです。
「皇后だって昔は絶世の美女だった」という言葉、女としては無視できませんね♪
玉瑩は久しぶりに母親と会います。
正室と張り合ったために他の女から迫害されてきた母を見てきた玉瑩は
お母さまのようにはならないから大丈夫と明るく言います。
渡せる最後のお金だと、母は玉瑩に賄賂資金を渡しました。
そこへ如妃からの使いがきて、母と玉瑩の絵を描きましょうと誘われます。
徐(チョイ)公公は、取調べを終えて無事自由の身になりました。
隠れ養女の爾淳(イーソン)は淑寧(ソッリン)のことを詫び、
悪いのは自分だと徐公公はやさしく答えますが、家では妻に当たりまりです!
妻は、爾淳が取り寄せた薬の種類から、精神的に参っているのではと話します。
のっぽの孔武(ホンモウ)はお気に入りの刺繍入りハンカチを
宮中で盗んだだろ!と上司からイチャモンをつけられ、
小太りの陳爽(チャンソン)と一緒に叩きのめされていたところを
通りかかった孫大人(父のほう)に助けられ手当てをしてもらいます。
孫大人はハンカチの刺繍を読み、悲しい宮女の手によるものだと教えました。
ある夜、皇帝の先祖をまつる奉先殿(フォンシンディン)が火事になります。
孔武は水をかぶり一目散に火の中に飛び込み、
大火傷を負いながらも大切な太祖の位牌を守り抜きました。
孔武は皇帝から銀100両の褒美をあたえ、門番に出世。
医院で傷の治療をしてもらううちに、孫白颺(シュン・パッヨン)と打ち解けます。
そして陳爽に火事は宮中での起死回生を狙った自作自演だと告白しました。
徐(チョイ)公公は悪い薬を飲んでいる爾淳を診てくれと孫白颺に頼み
そうでなければ孫白颺の父の立場を悪くすると脅します。
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