李氏朝鮮第7代国王・世祖(セジョ)は甥の端宗を追いやって王位についたため
先代王・端宗に忠誠心を持ち続ける者たちがひそかに謀反をくわだてていました。
内侍府のチョ・チギョムは親友で内禁衛のキム・ジャミョンと計画に加わるふりをし、
世祖の誕生日の宴で刀を抜いてコトを起こしかけた親友を裏切って捕獲。
親友が名が記された反徒連判状の頁を手に改心を迫るも、彼は死を選びました。
チョ・チギョムは親友から、何かあったら妻(オ氏)を頼むと言われていました。
実はオ氏は、チギョムがアレを切って内侍になる前に片思いしていた相手。
罪が発覚して逃亡する夫から逃がされたオ氏は、山中で男の子を生みおとします。
同じ頃、世子妃ハン氏(後のインス王后)も男御子(後の成宗)を産みました。
内侍府長になったチョ・チギョムは部下のト・グムピョ内官にオ氏の捜索を命令。
山中で生きのびていたオ氏は、追っ手から逃れようと崖から川に飛び込みました。
オ氏が隠した赤子を見つけたのは、山で首を吊ろうとしていたウォラ(祈祷師の卵)。
ウォラは山でお祈りするために祈祷師ソグィに連れてこられていたのですが
両班から祈祷師になるという運命を受け入れられず命を絶とうとしていたのです。
赤子のそばには、生まれた時刻と姓が血文字で書かれた布が置かれていました。
早速ソグィが占うと、朝鮮一の内侍になる“三能三無”の子供だという結果が。
“三能三無”とは、(1)優秀な将となれる相だが男として不能、
(2)良妻賢母と子孫に恵まれるが血縁を残せない、
(3)忠臣となる相だが朝廷に出仕できないということだそうです。
その子はキム・チョンドン(後のチョソン)と名付けられ、ウォラが育て始めます。
朝廷にはいまだ先王派の臣下がくすぶっており、平穏な日々は訪れません。
今の王に忠誠を尽くせない者は去るのを許す!と部下に呼びかけるチョ・チギョム。
大切な壷(切ったアレを塩漬けで保存中♪)を持った先王派の内侍が去り始めると、
待ち伏せていた護衛内侍がバッサバッサと始末!血も涙もないチギョムなのです。
そんな折、世祖の長男であるウィギョン(懿敬)世子が夭折。
世子嬪ハン氏は幼い二人の王子を連れて宮殿を出て実家へと戻りました。
僧侶に助けられるも記憶を失っていたオ氏をチョ・チギョムが自宅に連れ帰ると、
夜の楽しみも我慢してきたのに側室なんて許さない!とチギョム夫人がお怒り。
このチョン氏ったら妓生みたいにド派手。そして杏里を童顔にしたようなお顔です。
養父ノ内侍からも反対されたチギョムは、オ氏を世子嬪の王子の乳母として推薦。
その後、内子院(私設内侍養成所)院長で昔の師でもある祈祷師ソグィを訪ねます。
チギョムはそこで「朝鮮一の内侍になる」(ソグィ弁)という赤子に出会いました。
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ララTVの「IKKOが誘う韓流時代劇」で見ましたが、このとき本当に
崖から飛び降りてるらしいです(ご存知でしたらごめんなさい)。
監督においおいそこまでさせるかあーと思った瞬間でした・・
女人天下の時から好きですけど^^
>良妻賢母と子孫に恵まれるが血縁を残せない
三能三無、見終わってもそうだったのかよくわからなかったので、
うめ子さまレビュー楽しみにしています!(自分の解釈だけだと、
理解しきれてないところがあるので・・・)。