チャンヒビン第85話「禧嬪からの薬」
梅毒なら命は助からないと、御典医の言葉を借りて王妃に話す禧嬪チャン氏。
薬を飲ませたくない淑儀チェ氏を横目に、禧嬪は医女スンボンを呼びます。
薬を預かったスンボンは尾行した王妃付きのチェ尚宮にとがめられますが、
クォン尚宮が現れてスンボンと薬の中身は危機一髪。
スンボンは薬の中身が甘汞(かんこう=塩化水銀)だと知って躊躇します。
確かに梅毒の治療薬ではありますが、毒性が強いからです。
禧嬪は眠っている王妃を揺すり起こして、スンボンが煎じた薬を飲ませました。
嬪宮(王世子の嫁)の熱が下がり、王妃も快復の兆しをみせます。
血を吐いて死ぬはずなのに!と禧嬪はワナワナ。
喜んだ粛宗は、魯山君(ノサングン)に端宗の号を贈り、軽微な罪人を恩赦、
チェ氏を淑儀(スギ)から嬪(ビン)へと昇格させました。
薬を手配した禧嬪のことは誉めてはくれますが何にもくれません。
ところで、禧嬪が薬を用意したことを禧嬪以外の全員が怪しいと思っています。
淑嬪(スクビン)チェ氏が医女スンボンを呼んで問い詰め、
薬に甘汞が入っていると突き止めたところへ禧嬪が乗り込んできました。
もう同じ立場(嬪)だからとタメ口で挑んでくるチェ氏に、禧嬪はムカーッ!
私もなぜかムカつきましたよ~。しかし喧嘩の場数と迫力では禧嬪が何枚も上手。
ぬぅっ!とすごい迫力で薬をチェ氏から奪い取って去って行きました。
怒りすぎたせいか、禧嬪は少し前にマンネを呼んだことすら忘れ去るほど。
クォン尚宮は、少しの毒薬なら死に至らないからバレても大丈夫と励まし、
“ずる賢い女狐”チェ氏に確証を握られないようにしましょうと助言します。
今回は禧嬪の従兄弟スンミョンという男が初登場。チャン家の手先となりそうです。
怪しいと思ったチュンテクは、淑嬪を実家に呼べとチェ氏父に迫りました。
清廉潔白な領府事ナム・グマンの家に食糧がないことが明らかに。
粛宗は禄高である米を前渡しするよう配慮します。
マンネの呪いは確かなようですが、弓をはずすたびに王妃以外の人が苦しみます。
その結果、禧嬪の母ユン・イレが昏睡状態に陥ってしまいました。
禧嬪の帰省に王世子の同行を認めない粛宗を、禧嬪は恨めしそうに見つめます。
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>血を吐いて死ぬはずなのに!と禧嬪はワナワナ。
>禧嬪が薬を用意したことを禧嬪以外の全員が怪しいと
このへんわかりやすすぎますよね(笑)。みんなに疑われてい
る禧嬪(あんなに騒いでれば当然)。でも水銀が梅毒の薬に
なるのは知っていましたが、このへんの展開は頭がこんがら
かって見たのであらすじ拝見しスッキリしました。
>もう同じ立場(嬪)だからとタメ口で挑んでくるチェ氏に、
>禧嬪はムカーッ!私もなんだかムカつきましたよ。
>しかし喧嘩の場数と迫力では禧嬪が何枚も上手。
オクチョンは中人階級だけど、チェ氏はさらに下(もと常民
くらいかな・・?)の出身だから、嬪というのはすごいですね。
側室の出身階級に柔軟性が出てきてますよね、うめ子さま
のご指摘のように・・。粛宗の好みが?なんて(笑)。
王妃にしかられるチェ氏は「チェ氏が正しいよー」と応援したく
なるのですが、禧嬪に張り合おうとするチェ氏は負けて欲しく
なります^^スキでキライなチェ氏・・。
難しい立場を潜り抜け、いいこぶりっこしつつ地位を確保し
(少なくともこのドラマでは)、やっぱり権謀に優れた女性だ
と思うのですけれど。普通にやってるだけじゃ絶対足元
すくわれそうだから・・。ここではそれを「心のキレイさ」で
行ってる、みたいになってて納得いかないけど^^
>禧嬪の従兄弟スンミョンという男が初登場
いましたね、この人!ヒジェ息子のフィといい、東平君の
正妻パク氏といい、意外に終盤ぽこぽこ新しい人が出て
きた気がしてなんだろー?と思いながら見ました。
絶対いい目みずに終わっちゃいそうだし!
>弓をはずすたびに王妃以外の人が苦しみます。
>禧嬪の母ユン・イレが昏睡状態に陥ってしまいました。
>禧嬪の帰省に王世子の同行を認めない粛宗を
マンネののろいが本当に効いている、という演出に驚き
ました。まあ当時なら当然でしょうが、現代の演出でも
そうするんですね。あ、でも時代劇ならあるか。なんだか
ホラーとかミステリーみたいな印象も受け見ながら混乱
です。
しかし相手をミスって嬪宮やらユンイレお母さんやらよりに
よって禧嬪の身内をのろってしまうマンネ、あなどれない・・
禧嬪にぶっ殺されてもかまわないのか、覚悟が有るのか、
強気なのか、若干イっちゃってるのか(笑)。
でも呪いって相手を間違えるものなんですね(しみじみ)。
未経験なので面白かったです・・。