危篤の大妃(明聖王后)は清城府院君キム・ソクジュ兵判(大妃従兄)を呼び、
世継ぎの元子もいないしあの年寄り(=荘烈王后)やチャン氏が気がかり・・・、
くれぐれも再入宮を防いでくれと話します。
大王大妃は、ハン尚宮の心配もよそに見舞いに行かず、意地を張り合ったまま。
王妃(仁顕王后)は必死に祈るも、大妃の命が短いと気づき愕然としています。
夫も息子もわが国の王、私は幸せだった、王の座とは苦痛の座・・・と粛宗に話し、
王妃には、元子がいないのだけが残念、二人で仲良く・・・と声をかけます。
そして大王大妃に会いたいという伝言をパク尚宮にことづけます。
でも大王大妃ったら、体調が悪いといって拒否するんですよ~。
もう一度丁重に頼みなさい、これまでの親不孝を詫びたいから・・・と
大妃が弱々しい声でパク尚宮に命じ、ハン尚宮もすすめてやっと来てくれました。
浅はかな私がこれまで傷つけてきたことをお許しくださいと詫びる大妃に
大王大妃は最後までむっつりと黙ったままで声をかけません。
明聖王后は清風府院君キム・ウミョンの娘。10歳で世子嬪に奉じられ、
18歳で王妃となり、33歳のとき夫・顕宗が崩御し大妃に。
粛宗と3人の公主を産んだが2人の娘を失い、粛宗9年に42歳で逝去しました。
大妃の顔に尚宮が白い布をかけ、それを粛宗がとり、また尚宮がかけ・・・と
何度も繰り返すシーンがちょっとコントみたいで笑えます。(不謹慎ですが)
あと大妃が亡くなったとチョン尚宮に言われてハッと驚くオクチョンも変です。
だってチョン尚宮は白装束着て現れたのに・・・
粛宗は大妃の遺体の前で泣き続け、大王大妃は静かに部屋で涙を流します。
世子嬪だった10歳頃や王妃となった頃の大妃の姿を思い出し、
主上が側室を迎えるとこっそり泣いていた・・・などと偲んでいます。
(あれ?顕宗には側室いなかったんじゃなかったでしたっけ?
「主上の心が戻ると一人になった」と続いたので側室が亡くなったのでしょうか?)
オクチョンは勝手にお別れの儀式をして、無念です~と泣いてますけど
本心なのでしょうか?仕返しできなくて無念という意味なのでしょうか?
オクチョンの再入宮は避けられないと悟っている西人派の領袖ソン・シヨルは、
再入宮を公式に認めながらも喪があける3年後という条件を出しつつ、
その間に王妃に世継ぎを産ませようと計画。意外にも大王大妃も同じ考えでした。
“入宮は3年後”だとチョ・サソク参判(大王大妃従弟)に伝えた大王大妃は、
同じ“王室の女”である大妃の祭壇に静かに報告するのでした。
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顕宗の側室話、07年の映画「宮女」でも出てきていて、明聖王后が側室に手を下したような噂話が出てきました。
演出なのか、元ネタになる事実があるのか気になります。
この回のオクチョンは本気なんだか間抜けなんだか「??」という感じでみました~
ヨメシュートメ対立も終わってしまい残念。