母と息子のカンドーのひとときで終わった前回でしたが・・・・。
子を産んだことのない年寄りにはわからぬ、粛宗の回復を望まぬ者が一人いると
大妃(明聖王后)が言っていたと知って大王大妃(荘烈王后)はムカーッ!
大殿へすっ飛んでいくと、大妃だけじゃなくて王妃も祈っていたと教え、
チャン淑媛(オクチョン)も祈っていたことをさりげな~~く切り出しました。
粛宗は、病床でもオクチョンを思い出したが大妃に遠慮していると打ち明けます。
敵のそんな動向を、“一夜限りのお手つき尚宮”らが王妃にご報告。
しかし王妃は、スパイのような真似はするなと尚宮らを3回叩いてお仕置き。
次は大王大妃殿に行き、大王大妃様がどのような話をされてもかまいませんが
それが漏れたり争いになるのはあってはならないことです・・・と正論を述べ、
今日は3回だけ叩く・・・と老いたハン尚宮(大王大妃付き)をペシペシペシ。
今度は人払いをすると、チャン氏とはどんな人ですか?と大王大妃に質問します。
「大妃からあきるほど聞いておろう?」「一方の話では判断できません」ですって。
もしやチャン氏はオクチョンという名では?殿下がうわごとで呼んでいたのです、
派が違えば見る目も違うはず、どうか教えてください・・・と王妃は懇願し、
殿下と王室のためになるならチャン氏の入宮を考えていると話します。
“粛宗のうわごと”は西人派を動揺させ、さっそく東平君親子を呼び出す大妃。
小さな鳥でも木をみて巣を作る、腐った古木(大王大妃派)には誰も寄り付かない、
私の目障り(=オクチョン)を取りのぞけ・・・!と命じました。
大王大妃は、大妃を気遣っている今の粛宗に言っても無理だと行動を起こしません。
その夜、大妃は王妃の前で、夫の家から出たくない女の思いを歌った
閨怨歌(キュウォンカ)を意気揚々と聞かせて高笑い♪です。
やさしい王妃は東平君親子への大妃の命令を取り下げてほしいようですが、
そこへ、大妃が重篤になったとのしらせが!(昨夜までご機嫌に歌ってたのに)
病の粛宗のために真冬に冷水を浴びて祈り続けた結果、体調を崩したのです。
大妃は若いし回復するでしょう、一喜一憂するのも疲れました・・・と
入宮への思いを断ち切ったことをさっぱりとした表情で話すオクチョンに、
大妃の病が重いことをチョ・サソク参判(大王大妃従弟)が告げます。
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