年に一度の禄取才(昇進試験)を前にした掌楽院で忙しく働くトンイ(同伊)。
池の鯉の死因を教えてあげたり楽師の鼻づまりを治したりとこまごま大活躍です♪
そこへ、明け方にヘグム(胡弓)を弾いていた楽師を粛宗が探しているとのしらせ。
奴婢が楽器を弾いたなんてバレたら大変!とファン主簿はだんまりを決め込みます。
肥大する西人派の勢力を抑えて南人派との均衡を図りたい粛宗は、
チャン・オクチョン(張玉貞=後の張禧嬪)を再入宮させて側室にするつもりですが、
あの夜聞こえてきた心地よい音をオクチョンに聴かせたいと思ったのでした。
宮殿には不吉な隕石が落ち、大臣らは隕石にこじつけてオクチョン入宮を反対。
粛宗は隕石を貫子(クァンジャ=髪飾り)にして大臣たちに配ってギョッとさせ、
こんな小さな災いを分けられないのにお前らの諫言を聞けと?と笑って報復します。
冗談好きで明るい、かなり新しいキャラに描かれている粛宗ですよ~
ウォンピョン君の誕生祝で大妃と西人派が何か企てている!掌楽院が怪しい!と
聞きつけた左尹オ・テソク(呉太錫)と甥オ・ユン(呉潤)が警戒を促すも、
オクチョンは余裕の態度を敵にアピールするために鋳鐘所(楽器製造部署)に現れ、
頭木匠に蝶の飾り(鍵牌)の修理と大妃(明聖王后)への贈り物を依頼しました。
後日、長寿を願う詩を刻んだ桐の琵琶をオクチョンから贈られた大妃は、
企みに気づいているというメッセージを読み取りムカついています。
ウォンピョン君の誕生祝が開かれる日、オクチョン(チョン尚宮)が再入宮。
大妃はオクチョンだけを宴に出席させず、それに心を痛めた粛宗は
楽師をオクチョンの部屋に派遣して恋歌(艶陽春)を演奏させます。
ところが、宴でもオクチョンの前でも、楽師たちの音がまったく合いません。
これは音変(ウムビョン)と呼ばれ、亡国之音(国が滅びる)と忌み嫌われる現象。
すぐさま宴が中止され、掌楽院の取調べが始まりました。
鋳鐘所に手伝いにやられていたトンイは、昔あの宮女が落とした鍵牌の絵を発見。
舟に乗る頭木匠を必死に追うも、見つけることはできませんでした。
さらに宴の日にオクチョンの姿を見て「あの日の宮女に似ている!」と気づき
オクチョンのようすを探っていると何者かに目隠しをされ小屋に閉じ込められます。
小屋の中には、鋳鐘所で働いていた編磬匠の遺体が転がっていました。
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そんな新しいスクチョン、みてみたいです!トンイ大活躍には惹かれないけど、スクチョンの冗談聞いてみたい…。演奏が合わないと亡国なんて、儒教で音楽は大事とよく読みましたが、大変そう。
そうそう、トンピョン君の祖母貴人趙氏と父祟善君の賜死ですが、書籍「朝鮮王朝史」に詳しくでていて、趙氏かなり腹黒そうでした!これは後に処刑されるのも当然、という…仁祖は嫡長子の昭顕世子だけでなく、その妃の姜氏も言いがかりで処刑したらしくうめ子様の仰っていた通り探すとめちゃくちゃダークな王様です(*_*)
ご存知でしたらスミマセン