司諫院(サガンウォン)から提出された上書にビクつく端宗でしたが、
首陽(スヤン)大君ではなくイ・ヒョルロを弾劾するものと知るとホッ。
安平(アンピョン)大君が右議政キム・ジョンソに首陽大君の危険性を訴えると、
首陽大君を追い詰めると王はますます首陽大君にすがりますよと言われました。
謀反を起こす恐れがあるのは首陽大君だけだだと思っているからです。
端宗が首陽大君にお酒と食べ物を、夫人ユン氏には絹の織物を下賜しました。
これは首陽大君を不問に付したという意味で、表面上は首陽大君の勝ちでしたが、
右議政キム・ジョンソは恵嬪ヤン氏(世宗側室)を使って端宗に反論させます。
オム・ジャチ内官も「誰も信じるな」という文宗の遺言を端宗に思い出させます。
ですが端宗はかたくなに叔父の首陽大君だけを信じたがり、殯宮で泣くのでした。
集賢殿の中に首陽大君派を作りたいクォン・ラムを、シン・スクチュがピシャリ。
首陽大君は隙がなく圧倒する力はあるが人間味がなく人を惹きつけにくい、
だから安平大君を過小評価できない・・・とハン・ミョンフェがクォン・ラムに語り、
だが首陽大君は名分さえあればコトは起こせるのだ!と期待に顔を輝かせます。
首陽大君の息子・桃源君(トウォングン)の夫人ハン氏の父は、明の皇帝の姻戚。
そこに目をつけた恵嬪ヤン氏が、ハン氏にあれこれ贈って近づこうとしています。
とはいえ、ハン氏の父ハン・ファク自身は、中立の公平な人物だったそう。
今日は顧命謝恩使(コミョンサウンサ)についてキム・ジョンソと話しています。
首陽大君が謝恩使にみずから志願すると知った譲寧(ヤンニョン)大君は、
こんなときに都を離れるのか?いつまで幼い子供に国を任せるつもりか?とお怒り。
何としても明に行ってコネをつけとくべき!とイ・ヒョルロが安平大君に説くも、
都を離れたくない安平大君は頑として受け入れず、イ・ヒョルロは肩を落とします。
輿ではなく馬に乗って宮殿に行った首陽大君が、謝恩使になりたいと端宗に志願。
あんな遠いところに?絶対だめ!傍にいてください!と端宗がすぐさま却下します。
スポンサード リンク