もう遅いと監察府の面々に止められても大殿に押しかけたトンイ(同伊)を、
今はこの証拠も無駄になるだけだから耐えろとソ・ヨンギ(徐龍基)従事官も制止。
ソ従事官の言葉が正しい・・・と王妃ミン氏(仁顕王后)はトンイを慰め、
殿下もお辛いだろうから笑顔を取り戻せるよう尽くしてほしいと頼みます。
こうして王妃ミン氏は廃妃されて庶人となり、宮殿を出て行きました。
ミン氏は楽な生活は嫌だとみずから申し出て藁葺きの家で暮らし続ける一方、
オクチョン(張禧嬪)の王妃昇格が目前の宮殿では儒生らが座り込んで反対します。
トンイが証拠を掴んだのかを気にするオクチョンをトンイが訪ねてきました。
何も探せませんでした、書記が生きているというのも嘘です・・・と話すトンイ。
今からでも頭を下げるならまた面倒をみてやるとオクチョンがもちかけると、
「私が知る禧嬪さまは賤婢のためにも頭を下げる方でしたが、もういません」。
私が王妃になる前にお前を追い出してやる!とオクチョンが言い渡すのでした。
ソ従事官は検視官だったチャ・チョンス(車天寿)を右捕庁の軍官に任じると、
「ヒジェは必ずトンイを消そうとするから監視しろ」と命じました。
さて監察府では宮女を各部署の監察のために派遣するという制度があります。
オクチョンと通じているユ尚宮の決定で、トンイは内需司(ネスサ)の担当に。
王室の財産を内侍が管理する内需司はとてもやりにくい部署だからです。
それでも張り切るトンイはある日、鍛治匠が納品を突き返されるのを目撃。
銅と錫が不足していると知り鋳銭所に聞き込みに行くと、粛宗とばったり。
トンイはヨンダルとファン主簿を誘い、落ち込んでいる粛宗を酒場で慰めます。
書庫に忍び込んで出納日誌を見たトンイが、内帑(ネタン)庫の不正を発見。
出納日誌を持ち出そうとしていると、内官らに見つかり痛めつけられちゃいます。
横領金がホ医官(=禧嬪)への資金になっています!とトンイはソ従事官に報告。
ソ従事官はトンイを連れて司憲府(サホンブ)の友人に相談しに行きます。
翌日、懲りずに内需司に行ったトンイはまた力づくで追い払われそうに。
そこにチョン尚宮らが登場して暴力を責め「監察を行います!」と宣言しました。
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