司憲府(サホンブ)掌令(チャンニョン)ホン・ユンソンは大張り切り!
手下に官僚たちの経済事情を調べあげさせ、上司の大司憲に不正を報告しました。
ユンソンの人柄そに疑問を持つ都承旨シン・スクチュが彼の復職に反対するも、
他に信頼できる者はいないしじゃあお前がやる?と首陽(スヤン)大君が答えます。
後ろ暗いことの全くない大臣がいるはずもなく、ユンソンの報告に皆が戦々恐々。
どうやら“真っ黒”らしい吏曹判書チョン・チャンソンが不自然に動きまわってます。
報告書を受けとった大司憲はびびりながら首陽大君に渡しました。
大君が標的にしたかったのは、大臣の不正ではなく王子たちの謀反のよう。
手始めに、呪詛をおこなっていた巫女が恵嬪ヤン氏の前で叩き殺されます。
永豊君(ヨンプングン)は浄業院(チョンオボン)の惨劇を(プチ脚色して)訴え、
怒った端宗はただちに宿直の承旨(またハン・ミョンフェ)を呼びました。
いくらユンソンでも恵嬪を叩くわけはなくそこにいたのは尚宮ではなく巫女で
しかも首陽大君を呪っていたのだというミョンフェの説明に端宗が驚愕します。
首陽大君の企みに気づいたソン・ヒョンスが娘の王妃(定順王后)に語ります。
顧命謝恩使(コミョンサウンサ)に志願して王位への邪心を隠し、
領議政を辞めろといわれると辞職上書を出して席藁待罪(ソッコデジェ)で詫び、
今度は王妃承認を願う奏聞使(チュムンサ)を出してごまかそうとしている・・・と。
粛正を渋る大司憲パク・チュンソンを罷免しろ!と迫る譲寧(ヤンニョン)大君。
国のためには殺生も辞さなかった太宗を例に挙げて首陽大君の背中を押します。
すると大君はチュンソンを工曹判書に異動させ、かわりにチェ・ハンを大司憲に。
同時にカン・メンギョンを議政府左参賛に、パク・チュンニムを中枢院使に、
クォン・ジュンを吏曹参判にしますが、カンらの人事は添え物に過ぎなかったそう。
譲寧大君が笑顔で帰り、首陽大君がすぐに登庁したため、ハン氏が喜んでいます。
首陽大君の意を理解した新しい大司憲チェ・ハンは錦城(クムソン)大君を弾劾。
叔父上を殺すくらいなら譲位したほうがまし!と端宗が叫びます。
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