どうせ領議政の人事が不満なんだろ?と怒る世祖にハン・ミョンフェが反論します。
「左賛成ユン・サブン、右賛成パク・ウォニョン、左参賛チェ・ハンは非一等功臣。
私はこの数年間は辺境に送られ、ヤン・ジョンも咸吉道に何年もいました。
ホン・ユンソンとホン・ダルソンも閑職です。殿下に命を捧げた功臣なのに!」。
その対価はじゅうぶん払った!功臣功臣うんざりじゃー!と世祖が怒る理由は、
ホン・ユンソン(仁山君)とホン・ダルソン(南陽君)が女性問題を起こしたり、
信頼していたクォン・ラムが死んで葬式代を送ったら蔵に金銀財宝があったとか。
世子(後の睿宗)@17歳の将来に備えるためにも、彼らを引退させたいのでした。
で、憤りすぎて湿疹がかゆくなったらしく、耐え切れずに怒声をあげています。
中宮殿を出た粋嬪ハン氏に、王妃付きのイム尚宮(新顔です)が付き添います。
「王妃(貞熹王后)が一日数回は粋嬪の話をする」と聞いてハン氏がうれしそう。
いくら考えても私の味方になれるのはハン・ミョンフェしかいない!と断言し、
彼の四女ソンイを次男・者山君の結婚相手にする意向を勝手にかためました。
世子の体調も悪いようだし・・・と意味ありげな言葉をつぶやいていて怖いですね。
厳し~~い粋嬪ハン氏に育てられてきた月山君&者山君は今日も母に叱られ中。
この兄弟の一致した見解としては「どんな妖怪よりも母上が恐ろしい」とか(爆)。
ちなみに長男・月山君の結婚相手は兵曹参判パク・チュンソンの娘だそうです。
新しく領議政となったク・チグァンは、府院君ク・イェの子孫で、字は而栗(イユル)、
本籍は綾城(ヌンソン)。真面目で威厳があり清廉潔白な性格で知られていました。
ある夜、そのク・チグァンと前領議政シン・スクチュを世祖が大殿に呼んで酒盛り。
よくわからない屁理屈みたいなゲームをして世祖だけが大笑いしています。
新旧の領議政に「感謝する&世子をよろしく」ってことのようですが・・・。
世祖夫妻が湯治のため高城(コソン)を訪ねたのち上院寺(サンウォンサ)で祈祷。
病とはいえ国王みずから寺で拝むなんて!とハン・ミョンフェらが憤慨します。
そんな折、功臣の一人である平安道都節制使ヤン・ジョン(楊山君)が都へ帰還。
なんで勝手に帰ってきたんだろ?と言いつつも世祖が慰労の宴を開いてやると、
その宴で「長旅をしたのは殿下です」とヤン・ジョンに引退勧告されちゃいました。
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先日も非公開でコメントをくださったMさまと同じMさまでしょうか?
(お名前が少し似ていたもので・・・
もし違っていたら大変失礼いたしました。はじめまして!)
ご指摘ありがとうございました。
次男と長男を間違えていました!早速訂正いたしました。
早い時点で気づいて正しく直せてよかったです。感謝いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!