夜の宮殿で、大臣や王族たちが上王・端宗を弾劾する座り込みが続いています。
大殿では、譲寧大君が世祖に廃位をせかし、孝寧大君が真っ向から反対。
結局、世祖は連座を解散させました。世子妃ハン氏の読みどおりですね。
皆がこぞって上王を弾劾して反対する者が一人もいないということはつまり
私のために死んでくれる忠臣は誰もいないのです・・・と孝寧大君にこぼす世祖。
孝寧大君が大殿を出ると、右賛成シン・スクチュが一人でぽつんと座り込んでおり
「誤った進言をする者を黙って見ていた罪」を詫び始めました。
忠臣がここにいた・・・!と孝寧大君が大笑いしながら帰っていきます。
従兄の世子妃にいわれたとおりハン・チヒョンが都承旨ハン・ミョンフェにご挨拶。
彼が司オン直長(サオンチクチャン/酒の担当で従七品)だと聞いたミョンフェは
ハン大監はご子息すら特別扱いしない剛直な性格だったからなと笑い昇進を約束。
いろいろ動き回る世子妃の行動にムカつきを隠さない吏曹判書クォン・ラムに、
殿下が望んでいるのは廃位どころじゃないぞ・・・とミョンフェが教えます。
信心深い王妃(貞熹王后)は宮殿内に仏堂を建立させていますね。
そんなある日、世祖が端宗と一緒に文昭殿(ムンソジョン)で祭祀をしました。
父・文宗の位牌の前で哀しみの涙をこらえきれず泣き崩れた端宗のことを、
(仲良しアピールをしたかったのに)体面を傷つけられた!と世祖が憤慨します。
府院君ソン・ヒョンスが急いで端宗の涙を弁解するも、世祖は笑うだけした。
そんな折、ソン家を行敦寧府(ヘントンニョンブ)の判官クォン・ワンが訪ねます。
(行敦寧府とは王と王妃の親や姻戚を管理する省庁、クォン・ワンは端宗側室の父)
世祖と端宗が和解したと思い喜んで駆けつけてきた単純なクォン・ワンを、
上王の外戚が集ってはいけないとソン・ヒョンスがすぐに追い返しました。が・・・
目撃談が商人キム・ジョンス→王妃弟ユン・サユン→同副承旨キム・ジルと伝わり、
謀反でーす!!ってことに相成り、ソン・ヒョンスとクォン・ワンが逮捕されます。
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