寧陽尉(ヨンヤンイ)を弾劾する上書は首陽大君を通さずに出されていたので、
それは知りませんでした・・・と初耳なふぜいの冷静な首陽(スヤン)大君。
君主が人情に囚われすぎと混乱する、肉親でも処分しなければと言って去ります。
・・・・それは結局、寧陽尉を殺せということですか!と端宗が叫ぶのでした。
首陽大君が拷問を受けてボロボロの体で寝込むチョン・ギュン内官を訪ねます。
義禁府も手加減をしらんな・・・と自分が拷問させたくせにしらじらしく言うと、
すまなかった、殿下を罰するわけにはいかず仕方なかったのだ・・・と謝ります。
パク・ペンニョンを刑曹に、ソン・サンムンを同副承旨にと異動させる首陽大君。
右副承旨クォン・ラムは学者仲間の出世を単純に喜んでいますが、
都承旨シン・スクチュは気が重そう。断ってもいいぞとサンムンに持ちかけるも、
ハン・ミョンフェ(同副承旨)と同じ職場は癪だが殿下のそばにいたいとサンムン。
世宗が可愛がった学者の異動を端宗は嬉しがり、サンムンも泣いて喜びました。
同副承旨は儀式と工事を管理する職だろう?じゃあ尚端司(サンソサ)は?
王印を管理する部署だろ?と異動の答えをミョンフェがラムに教えています。
集賢殿の学者を重用しすぎでは?と疑問を呈する吏曹判書チョン・チャンソン。
始皇帝は学者を抑えましたよ・・・と始皇帝に例えるチャンソンを大君は大笑い。
その後も考え続けるチャンソンは大君の真意に思い当たったようで安心しています。
次に大君は、浄業院から端宗を連れ帰った兵曹判書イ・ゲジョン(わりと風見鶏)に
礼を言って安心させた後、浄業院と錦城(クムソン)大君宅の包囲を命じました。
続いてチョン・チャンソンとイ・ゲジョンが二人の処刑を求めて座り込みを開始。
ただならぬ事態に憤慨した首陽大君夫人ユン氏が宮殿へ向かおうとすると、
物騒なときに出かけるな!口を出すな!と帰ってきた大君が叱ります。
賓庁で大臣を迎えるのが君主の道理です!というソン・サンムンの訴えに従い、
最近まで先王の殯宮だった思政殿(サジョンジョン)で大臣と対峙する端宗。
先王が見守るこの場所で錦城大君の死罪を論じるのか!と威勢よく怒鳴りだし、
世宗大王から王位を譲られたのは(首陽大君ではなく)私の父上だ!
世宗大王に恩を賜った者はいないのか?と威厳たっぷりに話し、重臣を黙らせます。
その頃、騒ぎを収めたい孝寧(ヒョリョン)大君が譲寧(ヤンニョン)大君を訪問。
司憲府掌令ホン・ユンソンは寧陽尉(ヨンヤンイ)宅に踏み込み逮捕しています。
そして首陽大君は、自室で一人静かに笑っていました。・・・こわいです。
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「王と妃」が12/31からBS日テレではじまり、二度目の視聴を満喫しています。
イムドンジンさんのスヤンデグンが圧巻だなあと改めて感動しました。「王の女」を先にみて「おっちょこちょいの絶倫王様」みたいなイメージがあり、気持ちよく裏切られました。
うめ子さまのあらすじと並行して楽しみにしています、