イサン第72話「王位の継承」
側室ソン・ソンヨンが生んだ王子ヒャンは賢く育ち、幼いながら筆使いもご立派。
イ・サン(正祖)は親馬鹿一直線。孝懿(ヒョイ)王妃も恵慶宮も可愛がります。
(ああ、この子の吹き替えの声もお顔もあまり好みではありません~!)
ところがある日、「世子」という言葉を聞いた恵慶宮が表情を曇らせました。
身分の低い側室の生んだ王子を、重臣たちがいまだ認めがらない状況だからです。
イ・サンは父・思悼世子(サドセジャ)の墓の水原(スウォン)への移転を強行。
さらに水原に「新都」を築く計画をチョン・ヤギョンたちに命じていました。
そうなると漢陽で利権をもつ両班たちが反発するのでは?とヤギョンは心配し、
利権をなくしたいからこそ都を移したいのだ・・・!とイ・サンが語ります。
王がたびたび水原に行っているのは怪しい!と訝しがる大妃(貞純王后)は、
老論派の会合から宮殿に戻ったところをイ・サンに見咎められてギクッ!!
大妃が言い訳に使った薬局が老論派の拠点に違いないとイ・サンが探らせます。
次に大妃は英祖の遺言を奪おうと壮勇衛(チャンヨンウィ)に手下を仕込ませ、
イ・サンの部屋に侵入させますが遺言は見つからず、イ・サンに怪しまれました。
ヒャンと同い年の翁主(娘)をはしかで亡くした和嬪(ファビン)は失意の日々。
ヒャンが世子に冊封されると知ると和嬪の父と老論派が手を組んで反対します。
宮中の雰囲気を察知したヒャンは「卑しいとはどういう意味ですか?」と聞き、
イ・サンは心ない言葉がソンヨンや幼い王子を傷つけていることを知るのでした。
絵を描いたときに亡き英祖にもらった指輪をソンヨンがヒャンの首にかけてやり、
その指輪を見た恵慶宮は英祖の生母・淑嬪チェ氏の形見であると気づきました。
かけつけてきた恵慶宮からその話を聞いたイ・サンはその後の重臣会議で、
ソンヨンを宜嬪(ウィビン)に昇進させヒャンを世子に冊立すると宣言します。
身分を理由に反対するチェ・ソクチュにイ・サンが指輪を印籠のように見せつけ
「知らぬ者はいないあの指輪を先王が宜嬪に下賜していたのに反対するのか?」。
こうして冊封の儀式が執り行われ、ヒャンは正式に文孝世子に奉じられました。
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おっしゃるとおり公主ではなく翁主ですよね。マヌケな私のアホミスです。
気づいてくださりありがとうございました。
おかげさまで間違いを長い間そのままにすることなく訂正できました。
お気遣いによりカギつきコメントでコメントくださり本当に感謝しております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!