イサン第44話「形見の指輪」
龍袍を脱いだ英祖(ヨンジョ)は少ない護衛だけを連れて町へ出ていました。
暮らし向きがよいのは王様のおかげ♪とヤラセのように話す商人にチップをやり、
夜になると王子時代に過ごした私邸(←たぶん)にソン・ソンヨンを呼び、
亡き息子・思悼世子(サドセジャ)の顔立ちを説明して肖像画を描かせます。
ソンヨンが完成させた息子の肖像画を英祖はいとおしむように撫でるのでした。
英祖に口止めされていた護衛隊長から行き先を聞き出したイ・サン(後の正祖)。
部屋の中で一人倒れていた英祖をすぐに宮殿に運ぶもすでに息絶えていました。
実父と権力を失うファワン(和緩)翁主が嘆き悲しむのはもちろんわかりますが、
恵嬪ホン氏や嬪宮キム氏に「本当に悲しい?」と思った私はひねくれ者ですね。
英祖にもらった
淑嬪チェ氏(張禧嬪ライバル)の形見の指輪を握り締めるソンヨン。
英祖はイ・サンの“友以上の存在”のソンヨンに今後のことを頼んでいたのです。
イ・サンは英祖が遺した父の肖像画と書状を読み、ただただ涙をこぼすのでした。
図画署(トファソ)では、即位式担当の総責任者に任じられたタク・チスが歓喜。
イ・チョンとソンヨンの二人はタク・チスの補佐役にあたることになりました。
イ・サンが王になれば四階級出世するとホン・グギョンはパク・テスたちに教え、
最後の瞬間まで警護に気を抜くなと命じます(崩御後即位前が一番危険なので)。
今後の身の振り方を考えろとチェ・ソクチュに忠告されたチョン・フギョムは
清国を巻き込む計画を立てて老論派ホン・イナン(恵嬪叔父)たちを誘っており
まずは民を扇動するために「世孫が英祖を追放した」という貼紙を掲出しました。
でもイ・サンは事を荒立てず、ホン・グギョンは敵の真の目的を気にかけます。
当のフギョムは国中から探した剣術の達人に、イ・サン暗殺を依頼していました。
朝廷予算の半分にあたる純銀一万両を要求されたフギョムは、資金の工面に奔走。
その動きはやがてグギョンの知るところとなり「怪しい!」と気づかれます。
まもなく王妃になる嬪宮付きのキム尚宮がソンヨンを探しに図画署に来ました。
初めて会ったはずなのに見覚えがある・・・とチョビがお遊び発言してます♪
その頃、図画署の塗装工になりすました刺客が、宮殿に潜入していました・・・
ソンヨンは後に後宮になりますが、やっぱり恵嬪に猛反対されます。
後宮になってからもソンヨンは恵嬪には認めてもらえず苦労します。
それなのに後宮になれるのは実はこの指輪がきっかけになるんですよね。
まさか、この時はこの指輪が役に立つとは思いませんでした。。。
>初めて会ったはずなのに見覚えがある・・・とチョビがお遊び発言してます♪
「イ・サン」最後のほうでも、今度はチョビだけでなくキム尚宮も揃って、
水刺間にてそんな発言をします(笑)
その時、ついついこの時代のどこかにハン尚宮の生まれ変わりもいるのかな♪
なんておばかな妄想をしてしまった私…(^_^;A