第23話「譲位と仙薬」
これまで何度も譲位を口にしてきた王ソンジョ(宣祖)でしたが、今回は本気。
兵曹判書パクは宮殿の警備を強化させ、ソンジョは退任した大臣を呼びます。
譲位を認められたくない領議政ユ・ヨンギョンは勝手に大臣たちを追い返し、
譲位に大反対しまくってソンジョを本気でうざがらせています。
自分が亡き後に皇太子がヨンチャン大君(永昌大君)を殺したりしないよう、
今のうちにスムーズに譲位して、皇太子に王妃と大君を守ってほしい・・・。
そんなソンジョの願いに王妃インモク(仁穆王后)もしぶしぶ同意します。
一方、ユ・ヒブン(皇太子妃ユ氏兄)は、今こそ即位ですよ!と短絡的。
ケシはそんなヒブンの意見を否定し、辞退するふりをしてくださいと助言します。
ソンジョは譲位を拒む皇太子に、ヨンチャン大君のことを頼むのでした。
ソンジョ付きのピョン尚宮は、病でも68歳まで生きた世宗を例に出して譲位に反対。
ヨンチャン大君を王にしたいと考える者もいます・・・と直訴しました。
インビン(仁嬪)に譲位反対を説かれた王妃は父キム・ジェナムへ使いをやり、
その情報をつかんだケシは中宮殿の女官ヨオクとともにこっそりお出かけ。
イ・イチョム宅へ行き、兵曹パクと引退したチョン・イノンと組めと言います。
宮殿に戻り自分の部屋に入ったケシは、ぬうっと座っているオム尚宮にびっくり。
“木像かと思いました”と失礼発言をぶちかましています。
どこへ行ってた?監察尚宮を呼ぶぞ!と怒られても、
お好きにどうぞ!私は聖恩を受けた身ですよ!と言い返しているところに王妃登場。
王のために仙薬をもらいに行ったとケシは言い、立派な箱を出して黙らせました。
ケシが自分のために持ってきた貴重な薬・童子人参をソンジョは大喜び。
薬をケシの女官に煎じさせ、薬を飲む間は王妃でさえも近寄らせず、
王妃の意を受けて譲位反対を訴えに来たキム・ジェナムも会えませんでした。
そこで王妃は、譲位を受けろとという手紙を皇太子に送る作戦に出ます。
同じ手紙を承政院にも出しますが、途中でそれを横取りしたヨンギョンは、
譲位阻止すると言ってたのに何考えてるの?とジェナムに文句を垂れてます。
結局二人は譲位取り下げをソンジョにしつこく迫り、
譲位するなら自害を命じてください!ここで死んでやる~!と毒薬を取り出して
別れ話の最中の女のような脅迫をしています。これにはソンジョもうんざり~
ときを見計らったケシは、今こそ席藁待罪(ソッコデジェ)しろ!と指示。
皇太子が落ち武者(なすび@電波少年ともいう)のようないでたちで座り込みます。
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ケシの木像発言ですが私はハナ肇の銅像みたいだな、と思いました(*_*)光海君のキムギチョルさん、他のドラマだと素敵なんですが、ここだとなすび落ち武者ふうだったり映像にインパクトありすぎでした…