第22話「陳賀礼騒動」
王妃インモク(仁穆王后)が生んだのは、初の嫡出の王子。
王ソンジョ(宣祖)は“希望の光”と称え、暗に世継ぎとなることを示しました。
ケシは皇太子クァンヘ君(光海君)夫妻に弟を抱きに行けとアドバイス。
ヨンチャン大君(永昌大君)を抱く皇太子を王妃が思いっきり警戒の目で見つめ、
ソンジョでさえも“皇太子の本心は何だ?”と疑いまくってます。
ヤン主簿は、キム・ジェナムの隠し財産を奪わせて民に配り、噂を広めさせました。
王に報告しなければというユ・グンに、ユ・ヨンギョンが反対しています。
王妃様を陥れる計略かも・・・とその噂を皇太子みずからが報告すると、
本当は弟に嫉妬しているのだろ!?と怒るソンジョ。
32歳の私が赤ん坊ごときに嫉妬はしません!と皇太子は自信満々で答えました。
王に追従する派のユ・ヨンギョンは陳賀礼を捧げようと大臣会議で提案。
皇太子の立場が微妙なときだけに、他の大臣は諸手をあげて賛成はできませんが、
ヨンギョンは独断で申し入れ、ソンジョは断るふりをしながら受け入れます。
官吏を集めて反対の上奏をさせようとするユ・ヒブン(皇太子妃ユ氏の兄)。
左議政は反対したのだから短絡的になってはダメ!とケシが諭します。
40年以上の治世が続いた王はいない・・・とイ・イチョムにささやくホ・ギュン。
陳賀礼はとるに足らない問題だがそれを許せば王妃側の党派を許すことになる、
キム尚宮(ケシ)が黙っていないだろう・・・と話します。
やり手のクァチョン宅(イチョム妻キム氏の姪)は大臣の妻に働きかけるようです。
左議政キ・ジャホンが陳賀礼に反対していることをケシがソンジョに教えました。
陳賀礼の当日、領議政が独断で申し入れたことだとジャホンが皆に説明。
議政府の合意の提案に下された王命と思っていたイ・ウォニクとイ・ハンボクは、
ヨンギョンを追及します。合意でない陳賀礼は受けないとソンジョも断りました。
王妃とインビンはムカつき、キム尚宮に罠を仕掛けることをオム尚宮が提案します。
この子は余が守る!とヨンチャン大君を抱いて王妃に誓うソンジョでしたが、
左議政キ・ジャホンの罷免を命じるときに頭に血が上り倒れてしまいます。
3日後にやっと起き上がったソンジョは、すっかり弱気になっていました。
いっそのこと皇太子に譲位して王子と王妃のことを頼みたいと言い出します。
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