第18話「出産の日」
1603年(宣祖36年)、王妃インモク(仁穆王后)は公主(王女)を出産します。
もちろんソンジョは落胆していますが、ケシはすぐさま東宮殿へ行き、
王子も生めるのだから油断するなと喜ぶ皇太子クァンヘ君(光海君)夫妻に忠告。
チョンミョン(貞明)と名づけられたこの公主は、将来受難の人生を送るそうです。
イ・イチョムはインビン(仁嬪)息子のチョンウォン君(定遠君)の存在も警戒中。
インビンはユ・ヨンギョンと姻戚で(インビンの娘チョンフィ姫がヨンギョン孫の妻)
皇太子の地位が確立するのを防ごうとする側にいるからです。
そのチョンウォン君は危ない女遊びのことで母インビンにきつ~く叱られ中。
ユソン君の妻を連れ出したのは私じゃなくイムヘ君(臨海君)です!と反論してます。
それは事実で、第一王子イムヘ君は自分の悪評に開き直り好き勝手していました。
ちなみにユソン君とは元参判で、ユ・ヒソ。皇太子妃ユ氏の親戚だそうです。
イムヘ君から依頼を受けたヤン主簿はハサム一味にユソン君を殺させました。
そして、俺は今ビンボーだし弟の出世払いってことでよろしく!と
イムヘ君がヤン主簿に渡した報酬は、たったの2文(小銭2枚)でした。
参判殺害事件の調査が始まると、イムヘ君関与の噂が伝わり、ソンジョは激怒。
王子といえども正しい処罰をするべきだと主張する王妃に、
第一王子がいなくなれば明はクァンヘ君を承認せざるをえないし
王妃が王子を産んでも世継ぎになれないのですよ!とインビンが説いています。
この事件には関わるなというケシに対して、兄思いの皇太子は助けようと必死。
イムヘ君は弟の皇太子に頭を下げて救命を頼み込み、
皇太子のほうもソンジョに、王室の威厳が大事です!と必死に訴えました。
その奏請に心を動かされたソンジョはイムヘ君を不問に処し、
逆に事件を報告した捕盗大将ピョン・ヤンゴルを罷免&流刑しちゃいました。
それに抗議した領議政イ・ドッキョンを罷免し、後任にイ・ハンボクを選びます。
さて、ウォンピョは山寺から下り、俗世に戻ることにしたようです。
ケシと皇太子はまた夜の庭で抱き合い、それをユ氏が見てしまいました~
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「王の女」でもおなじみ家政婦はみた!のユ氏ですね…
詳しい方に伺ったらチョンミョン公主は歴代公主で最長寿だとか。波乱の人生にご長寿で劇的ですね!