第15話「王妃の懐妊」
ケシをお茶に誘った王妃インモク(仁穆王后=ウナ)はケシの名前を聞くと、
幼い頃にお寺で出会ったいたずら好きの娘の名もケトンだった・・・と回想。
目の前の王妃があの両班の娘だと知ったケシは悪縁に驚愕します。
年も近いし聖恩を受けた同士仲良くしたいと王妃が話していると王様のおなり~!
ソンジョ(宣祖)はいい顔をせず、今後はキム尚宮を招くなと王妃に話しました。
イ・イチョムはネチョンと呼ばれるカン・ホンリプに会いに行きました。
カン・ホンリプは明宗15年慶畿道生まれ、
武芸に秀でていたが文官に合格し弘文館の修撰を務めていたそうです。
壬辰倭乱での皇太子の外交判断を評価するホンリプにイチョムは支援を頼みます。
会いに来た両親の前でひどいつわりに苦しみだし、王妃の診脈が行われることに。
「女人天下」のヤン御医と同じ人が演じる御医は、懐妊を告げました。
この頃朝廷では、ソンジョが大臣たちを信用していないのか、
重要な大司憲を自分ひとりの判断で決めようとしていたようです。
王妃父キム・ジェナムは姿を消したヤン主簿を手荒な方法で捜査させています。
護衛役を断ったウォンピョが雲隠れしたためヤン主簿は逃げ回っているのです。
やっとこさ捕らえたヤン主簿に、イチョムとの関係を話せと迫るジェナム。
調子のよいヤン主簿は、ジェナムのためにイチョムの味方を調べていたと話し、
ホ・ギュン、もと左議政のイ・ウォニク、カン・ホンリプらの名前を挙げます。
大金をせしめたヤン主簿は、やっぱりウォンピョが必要だ!と寺へ迎えをやります。
その頃イチョムは、約束の時間に現れないヤン主簿にキリキリしていました。
さて、明へ赴いた使節(正使イ・グァンジョン&副使クォン)が帰国しました。
明は王妃の冊封は認めたものの、皇太子については“慎重に考えたい”と返答。
それを知った皇太子クァンヘ君(光海君)は超ムカついています。
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