第29話「イムヘ君の戦い」
中風で王位を辞退して謀反を企てたことにしろと言われたイムヘ君(臨海君)は、
自分が王の座につくべきだったのだ~!と不敵に高笑いします。
明の使臣オム・イルゲは賄賂を受け取りながらも、事実は皇帝に報告すると断言。
最悪の場合はイルゲを殺しちゃえ!とイ・イチョムが兵士を用意します。
ところがイルゲと謁見したイムヘ君は、自分は中風で目と心を病んだと答え、
謀反について聞かれると罪を否定してイルゲにつかみかかります。
領議政イ・ウォニクらはそんなイムヘ君の懐の深さに感謝するのでした。
大司憲チョン・イノンは、明の使臣と罪人イムヘ君を会わせたことに憤慨。
イチョムとヒブンを責めまくり、イムヘ君を自害させるべきと主張します。
息子チョンウォン君(定遠君)宅で暮らすインビン(仁嬪)は、
くれぐれも行動に気をつけろと王子である息子に言い聞かせました。
自害要求の上訴が増える中、兄弟は守る!とクァンヘ君(光海君)はきっぱり。
兄上を救いたいんだ~~とケシに泣きついてます。
しかしイムヘ君に同情する人々がいては、王座が磐石とは言えないのも事実。
江華縣監イ・ヒョニンにイムヘ君殺害を示唆して断られたイ・イチョムは、
イ・ヒョニン解任&後任にイ・ジクという人事をクァンヘ君に認めてもらいます。
また、明の使臣がどのように報告されるかわからないからと、
正使イ・ドッキョン、副使ファン・シンが明へと急ぐことになりました。
ケシと王妃ユ氏が談笑していると、ケシがクァンヘ君の寝所に呼ばれました。
最近お酒の相手にケシばかり呼ばれると聞いたユ氏が嫉妬メラメラ~。
ってことはクァンヘ君とケシまだカラダの関係はないのでしょうか?(しつこい)
イムヘ君への弾劾はやまず、領議政イ・ウォニクと左議政は辞職を考え始め、
上訴が認められなかったチョン・イノンは右賛成の座を断り故郷へ帰りました。
(右賛成は三政丞のすぐ下という高い役職だそうです)
兄を思い悲しく酒を飲む王の姿に心を打たれ、イムヘ君救命に傾くケシ。
ですがその頃、江華に赴任したイ・ジクがイムヘ君にヒ素を差し出していました。
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「お酒の相手」=枕席に侍っているものだと思い込んでました!婉曲表現だと…でも今までの感じだともうそういう仲ならわざわざ婉曲にしなくとも良さそうですね。ユ氏が言うんだし(下の人が口にするならハッキリ言いにくいでしょうが)
「王の女」では宮中から出て速攻亡くなった印象のあるインビンさまなので(後半の端折りに飲み込まれたよう)こちらではまだもう少し丁寧な気がして良かったです。確か…、見て随分たつのですが(笑)