第28話「明からの遣い」
即位承認に関して明が元領議政のユ・ヨンギョンに事情聴取したらやばいので、
ケシとイ・イチョムはユ・ヒブン(王妃ユ氏兄)を責め立てて上訴を手配させます。
罪状は、ヨンギョンがキム・ジェナム(大妃父)に会いに行ったこと。
クァンヘ君(光海君)はヨンギョンの処分に気が乗りませんが、
捲堂(=儒者のストライキ)されるかもよ?とケシに言われてうろたえ、
結局ユ・ヨンギョンは慶興へ流刑されました。
ヨンギョンを守ってとお願いしたのに・・・と責める大妃(仁穆王后)にクァンヘ君は、
先王がヨンチャン大君を皇太子にできなかったように王にもできないことがある!
政治に口を挟むな!とちょっぴりキレ気味に怒鳴り返すのでした。
クァンヘ君の即位を認める書状にあらゆる宮中関係者が署名することになり、
ユン・グンスら395名の文官、イ・シホンら456名の武官、
宮中軍と近衛軍ではチョン・ゲオクをはじめ326名、
警護兵ではコ・フンロクを筆頭に4300名、数万人の庶民が署名に参加します。
けれども明の使いがイムヘ君(臨海君)に事情を聞きに来ると知ったケシは、
欲深な明の使臣オム・イルゲに財物を与えて懐柔すればいーのよ!
イムヘ君はヘタなことを言われる前に殺しちゃえ!と恐ろしいことをさらり。
以心伝心のイ・イチョムは時を同じくしてイムヘ君処刑の上訴をあげます。
(イムヘ君処分を求める世論を明の遣いに伝えることが目的とか)
同じ両班の庶子としてホ・ギュンと行動を共にしてきたソ・ヤンガプという男が
ホ・ギュンと袂を分かつシーンが出てきます。
使臣と気の進まない会見をした夜、クァンヘ君がケシの部屋を訪れました。
ケシは用意していた酒でもてなしながら、財物は両班から集めればよいと提案。
“(その案を)認めるから今夜はケトンになってくれ”とクァンヘ君が言ってますが、
もうカラダの関係があるんでしょうか?大事なことなのではっきりしてほしいです。
翌日、ケシはユ・ヒブン(王妃兄)に財物集めを命令。自分の指輪も差し出します。
大妃(仁穆王后)にも強制的に協力を求め、指輪もふんだくろうとして喧嘩に。
宮中では公式に徴収活動が始まり、二品以上は2両、四品以上は1両、
六品以上は5両、それ以下の現職は3両、地方の監事と兵水使は5両、
牧使(モクサ)と女子供は4両、縣監(ヒョンガム)は2両ずつ募金しました。
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大妃母の輿との道争いといい、女官の賭といい、クアンヘ君とケシの関係は大事だから気になりますよね(笑)ケシ母のカン氏ですが、「王の女」ではかなりお盛んなお母さんだったので、こちらでの普通のお母さんっぷりに面食らった記憶が…しかしギチョルさんクアンヘ君とイヨンエのケシはアダルト風味過ぎて、チソンとパクソニョンのフレッシュコンビが懐かしい~。
ケシ暗殺未遂が一回放送でカタがついたうえなんだか慌ただしくてあれ?と思いながら見ていました!