第19話「匿名の文」
皇太子クァンヘ君(光海君)とケシのラブシーンを見たユ氏はもちろんショック。
しかも皇太子から尾行を責められると、ケシの部屋へ行き文句をたれます。
夫の心を埋めるのが妻の役目では?とケシは言い返しつつ、
即位するまで支えましょう・・・と二人が戦友であることを強調しますが、
即位したらそなたはどうするつもりか?とユ氏は聞き、
王妃の座を狙った側室チャン・ノクスの例をあげました。
その後ケシは、なぜ嬪宮にさびしい思いをさせるのですか?と皇太子を責め、
情に流されず私のことはただの尚宮だとお考えくださいと釘をさすのでした。
罷免されたイ・ドッキョンと幼馴染のイ・ハンボクは領議政の職を辞退。
ソンジョ(宣祖)はそれを認め、領議政にユ・ソンウォン、
左議政にユ・ヨンギョン、右議政にキ・ジャホンを任じました。
ユ・ヨンギョンは極端なほど王の意に従う人物だったそうで、
王妃父キム・ジェナムとも通じる彼の就任は皇太子側には大きな脅威。
しかしホ・ギュンは、彼はいずれ領議政になるだろうと冷静に予想、
今回の人事は王妃側の勢力拡大を認めるソンジョの意思表示だと話します。
離れて12年たってもまだケシを忘れられずに荒れまくりのウォンピョ。
ヤン主簿は護衛役としてキム・ジェナムに紹介しますが、このとき弓のテストで、
ウォンピョが矢を連続で→→の形で的に命中させてました・・・んなアホな~
やり手のクァチョン宅は今やイ・イチョムの資金調達までおこないながら、
“王妃実家が貢物であふれている”とイチョムにヒントを与えました。
ひらめいたイチョムはケシに手紙を書いて作戦を伝えます。
財政難で行宮の修理を大臣に反対されているとこぼすソンジョに、
“蔵が貢物であふれている”という臣下に少しずつ出させては?
臣下と行宮を見回りして修繕費を申し出る忠臣を見極めては?とケシが提案。
その見回りの最中に飛んできた矢には、王妃実家の貢物をチクる文がついており、
キム尚宮の仕業にちがいありません!とオム尚宮が王妃に主張します。
貢物の件が王の耳に入れば十分、賄賂が途絶えれば人も集められません・・・と
東宮でケシが話していると、王妃からの呼び出し令が伝えられました。
中宮殿を訪れたケシに、ひざまずけ!と王妃は怒号を浴びせます。
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