第20話「花火散る視線」
王妃インモク(仁穆王后=ウナ)から頭ごなしに怒鳴りつけられたケシは、
昔お寺で会ったウナの姿を思い出し、一人で勝手な対抗心をたぎらせます。
行宮の見回りをすすめたのはソンジョが王妃を気遣っていたからと言い訳し、
外から受け取った手紙は母からのものだと言って王妃を黙らせ、
今夜は私が王様のお世話をしますから・・・と中宮殿を後にしました。
王妃は父キム・ジェナムを呼んで叱責し、ジェナムは蔵から貢物を運び出します。
イ・イチョムはヤン主簿に“矢”のギャラ(実行部隊はウォンピョ)を支払い、
役に立ちそうなウォンピョの面倒をちゃんとみろと話しています。
匿名の文は不問にするという通例に基づくことにしても府院君への疑いは消えず、
1日に12回も(!)中宮殿に来ていたソンジョの足はぱたり途絶えました。
ケシが府院君を微妙にかばいながら貶める発言をしていると聞いた王妃は、
自分からソンジョのもとへ赴き、実家の蔵をひそかに調査してと頼みました。
命令を受けたハム内官が調べにいくと、もちろん蔵も納屋も空っぽ。
ソンジョが府院君への疑いを解いた頃、王妃は再び懐妊していました。
しかし王妃は懐妊したことをしばらく秘密にしておくことにします。
これで手ごわい王妃の正体が確認できた・・・と話すケシ。
一方、王妃とインビン(仁嬪)もケシへの警戒感を強めており、
私が宮殿に迎えた以上私が追い出してみせます!とオム尚宮が話しています。
それを知ったケシは、あの太った女がそんなことを!?と嘲笑するのでした。
この事件を機に、ジェナム&ユ・ヨンギョン&ユ・グンは対イチョム体制を確認。
ホ・ギュンはイチョム家の前で大声で念仏を唱えて“正道を歩まない”のを非難し、
クァチョン宅(イチョム妻キム氏の姪)はそれでもホ・ギュンと組めとすすめます。
ウォンピョは内侍に変装して宮殿に潜入する任務を与えられました。
ウォンピョの出す“鶏の声”はさっそく不審がられ、警備を強化させる王妃。
庭の隅でウォンピョと再会したケシは驚きの声をあげます。
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