世祖2年(1456年)6月1日、昌徳宮の広延亭(クァンヨンジョン)で宴が開かれます。
世子妃ハン氏は世祖夫妻に世子の体調不良をアピールして欠席させることに成功。
どうして恥をかかせる!?と世子はお怒り。そんなとき世子妃につわりです~♪
世祖のほうは、あれで王になれるのか?と覇気のない病弱息子にムカついてます。
この回は7歳の海陽(ヘヤン)大君(世祖の二男でのちの睿宗)が登場しました~
この会場じゃ狭いかな~とつぶやく都承旨パク・ウォニョンにここぞとばかりに
右承旨ハン・ミョンフェが説得をこころみるも会場変更には至りません。
けれども別雲剣(ピョルンゴム)がソン・スンとユ・ウンブと知ると顔色を変え、
別雲剣を置かないようにしろとシン・スクチュとクォン・ラムに話します。
会場は狭いので別雲剣を立たせるのはやめましょうと提案したスクチュに、
もしやミョンフェが難癖をつけているのか?と世祖が訝しがり(スクチュ否定)、
あいつは科挙に落ちたから学者を憎んでいるんだ!心が狭い!と非難しました。
とはいえスクチュの提案なので世祖は別雲剣を置かないことに同意してくれます。
が、それを知った左副承旨ソン・サンムンが、王室の体面が傷つきます!と反対。
学者サマのご意見に世祖大喜び~。でも結局はスクチュの意見で却下されます。
決起を報告する戸曹参判クォン・ジャシンに上王・端宗が剣を下賜しました。
これで首陽を斬ります!と言われ、え!叔父上を殺すの?(涙)とおののく端宗。
出席を渋る端宗に大妃(定順王后)がハッパをかけて宴に行かせます。
ソン・サンムンの計画は、「世祖とシン・スクチュと領議政チョン・インジを討ち、
左議政ハン・ファクは帰国したら始末、右議政イ・サチョルは小心者なので無視」。
キム・ジルには、義父(右賛成チョン・チャンソン)の協力を仰げと頼みました。
ですが別雲剣が立たないことになり、世子も欠席と判明したので、実行中止を提案。
ユ・ウンポらは追い払われ、謀反軍団は一旦解散し、宴は無事に幕を閉じます。
しかーし、怖くなったのかキム・ジルが義父チョン・チャンソンに謀反計画を暴露。
成功したら義父上を領議政にお迎えするつもりでした・・・と言われ、
冗談じゃない!このままでも出世できるのに!と宮殿へすっとんでいくチャンソン。
不届きな連中め!!という世祖の怒声が大殿から聞こえ、腰を抜かすジルでした。
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