白装束で髪をほどいた席藁待罪(ソッコデジェ)ルックの首陽(スヤン)大君は、
死にに行くわけではない、大人になった殿下に会いに行くのだと泣き笑い。
罪人だから輿には乗れない!と夜道を歩いて宮殿に向かいました。
桂陽(ケヤン)君宅にいる嫁ハン氏はそれを知るとハン・ミョンフェに連絡し、
殿下が動かないから義父上が直談判しに行くのだと姉に話しました。
大君には考えがあるだろうから何もしてはならないと言って戻ったミョンフェは、
今夜は大君が事を起こし朝が来たら私の出番だ♪とうれしそうに酒を飲みます。
宮殿では、王妃(定順王后)が二人の側室を前に端宗に話していました。
「今晩はキム淑儀のところへ行ってください。まだ一度も訪ねていませんよね?
ご安心ください、私たち三人は誰が先に懐妊しても嫉妬しないと約束しています」。
端宗が照れて夜食をつついていますが、キム淑儀はタイプじゃないんですかね?
そしてもう“交わり”はすませちゃっているということなのでしょうか?
首陽大君が宮殿に来ると聞いたオム・ジャチ内官が門を開けずにシャットアウト。
すると大君は門の外にムシロを敷いて席藁待罪を始めちゃいました。
何のために粛清をしたのですかっ!?と功臣たちが泣いて制止します。
急いで辞職を命じさせようと恵嬪ヤン氏が端宗を説得していると、
首陽大君が来ているとしらせるチョン・ギュン内官の叫びが聞こえてきました。
恵嬪にヒステリックに呼びつけられた都承旨シン・スクチュは時間稼ぎをしつつ
その間にクォン・ラムに譲寧(ヤンニョン)大君を呼びに行かせます。
錦城(クムソン)大君と永豊君(ヨンプングン)は、辞職だけでなく処罰も要求。
叔父上を処罰なんて絶対できない!と端宗がすぐさま言い返します。
重臣たちが集まって大パニックの宮殿前に、譲寧大君が到着しました。
本当に王命で門を閉めているのか確認してやる!と怒鳴って宮殿に入ります。
恵嬪らに迫られた端宗が都承旨に命令を下しかけていると、譲寧大君がズカズカ。
誰も入れないはずなのになんでお前がいるんだ?と王子たちを責めて追い出し、
王室を混乱させた王子たちの罪を問え!恵嬪も追い出せ!と説得しました。
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