チャン・ノクス(張緑水)は生まれた娘をまったく可愛がりません。
実は王子が生まれるのが心配だったのよと王妃シン氏に話す大妃(貞顕王后)。
王子・煌(ファン)は病弱で言葉も自由に話せず将来が心配されており、
ノクスが王子を産めば大変なことになっていたと胸を撫で下ろした王妃は、
翁主ご出産おめでとう!次は王子を産んでね♪とさっそくノクスに嫌味全開です。
その王妃にノクスの調査を頼まれたキム・チョソン尚膳は病気で寝込み中でした。
真実を暴けば騒動になる、王が立ち直りさえすれば・・・とチェ尚宮に話しています。
このところの燕山君が、部屋を与えたスグンビと毎晩お過ごしなのは公然の秘密。
チョニャン(ケットン)に聞いて初めて知ったノクスはスグンビの部屋に乗り込み、
ノクスを無視して静かにお習字を書き続ける宮女スグンビに、
悲しそうな顔をして王の気を引く女狐め!といきなりビンタをかまし、
机をぶっとばして部屋中さんざん荒らしまくって帰って行きました。
スグンビはノクスがいなくなっても部屋を片付けずに泣き続けており、
おわたりしてきた燕山君は誰の仕業かすぐに気づいてノクスの部屋へ行くと、
自分を飾らない卑しい身分のお前が好きなのだ♪と笑います。皆はびっくり!
このような燕山君の自虐と怒りは晋城(チンソン)大君へ向けられていったとか。
狩で動物を仕留めるときはまずお祖母様か晋城を思い浮かべれば百発百中だと
イム・サホンの家で楽しそうに話しているときに事件が起こりました。
壁に飾られた達筆の書が戊午士禍(ムオサファ)で流された三男イム・ヒジェ作で、
秦の始皇帝になぞらえて王の圧政を批判する内容だと燕山君が気づいたからです。
会議にこの書を持ち出してきて問題にし始めた燕山君を重臣たちが必死になだめ、
イム・ヒジェをさらに辺境の地へとばすことですませようとしますが、
甘いです!もっと厳罰を!となんとイム・サホンが自分の息子を弾劾しました。
イム・サホンは息子の命と引き換えに出世を選んだと皆から嘲笑されたそうです。
戊午士禍を起こしたのに冷遇されるのはイム・サホンのせい!と恨んでいる
武霊君ユ・ジャグァンが、ソン・ヒアンやパク・ウォンジョンと近づいています。
他にも反逆の動きがあり、ホン・ギルドン、イ・ジャンゴン(女人天下の?)らが台頭。
燕山君はそれに気づいていたそうですが、毎晩お酒をかっくらっていました。
不安のあまり何十本ものロウソクを灯させ、仁粹大妃の幻影に向かって奇声・・・。
ある夜には晋城大君@お酒は苦手を呼び出し、二人分の酒を用意。
その酒は薄茶色で、しかも賜薬チックな器に注がれており、晋城大君はビックビク。
どっちかに毒が入ってるよ♪と燕山君がロシアンルーレット宣言しました。
私が先に飲みますと言いつつ震える大君を、燕山君が異様な形相で大笑いします。
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