酒を甕で飲むほど大酒飲みで乱暴者の司僕寺主簿で承文院副正学ホン・ユンソン。
松都の敬徳宮でハン・ミョンフェの弟分だった腕っ節自慢のヤン・ジョン。
この二人が本格的にミョンフェの配下となり、ガラの悪い奴を集めろと命じられます。
ミョンフェったら女にはやさしいけど手下にはけっこうスパルタ教育ですね。
その後ミョンフェは部下を養うお金を都合してくれと首陽大君に頼みました。
奔競禁止は安平大君を標的にしたわけではないと右議政キム・ジョンソが弁解。
いやいやなんとなくわかっていましたよ~と安平大君が友好的に答えます。
そんな安平大君にキム・ジョンソが本心を託した詩を渡しました。
「大空は本来もの寂しく 玄妙な調和を誰に聞くか
人が道を外さなければ 雨が降り日が出ることで順応する
風に従い桃李に触れれば 満開の花便りを促す
湿ったものが麦畑に及ぶと すべての地が一様に潤うのだ」
自然を詠んだ詩の中に、安平大君が民を導くべきという意味が隠されていました。
当代一の名筆家である安平大君は、その返事に水墨画を届けさせました。
岩間から天に向かって生える蘭の姿に、キムの側室ジンニョが絶賛しています。
首陽大君、桃源君(首陽息子)、ハン・ミョンフェ、クォン・ナムそれぞれの妻である
ユン氏、ハン氏、ミン氏 イ氏がお茶会で親睦を深めています。セレブ集合ですね。
ミョンフェに辛く当たってい義母ホ氏は婿の出世の気配に大喜びです。
幼い端宗を慰労するため、首陽夫人ユン氏が寧陽尉(端宗義兄)を連れて訪問。
宮中のことに干渉するとは!と恵嬪ヤン氏がなじってユン氏らを追い返しました。
先代の側室のくせにしゃしゃり出るなんて!と嫁ハン氏が憤りまくっています。
ミョンフェがいきなり妓生ナンと抱き合っています。この突然具合がすごいです。
ナンは安平大君とキム・ジョンソがやりとりした詩と水墨画のことを教えてくれ、
それを知ったミョンフェがすぐさま首陽大君にしらせるのでした。
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