粋嬪ハン氏は自分の病気を「怒りによる気の病」だとイム尚宮に伝えさせます。
そんな嫁の気持ちに同情してかばう世祖でしたが、王妃(貞熹王后)は憤慨。
大妃になりたいと言ったそうですよ!と噂(というか事実)を口にしました。
怒った世祖は亀城君らを引き連れて粋嬪ハン氏の療養する桂陽君宅へ向かいます。
私が大妃になりたいと言うのは逆謀みたいなものだから逆鱗に触れたでしょうね、
殿下はきっとここに来るわ・・・と全く動じずニンマリする粋嬪ハン氏。
軽々しくあんなことを言うんじゃなかった・・・と後悔しているやさしい王妃は、
殿下が行くから重病のふりをしなさい!と桂陽君宅へ伝言を急がせます。
そこで粋嬪ハン氏。「絶対に一口だけ!」と医者に注意されていた本物の毒薬を
くいくいっと器の半分ほど飲んで本当の熱病にうなされちゃいます。
そこへやってきた世祖は嫁を疑っていたことを大反省して涙を流し、
者山君を世孫にしようか・・・そうするとハン・ミョンフェがのさばってしまうな!と
おいおい泣きながら動転しまくりつつ結局は朝まで看病しました。
寡婦になった嫁を王が見舞いに出向くことは異例のことだそうです。
粋嬪を陥れようとする噂に騙されてしまった・・・と悔やむ王妃を、
いえいえ何か裏があります!とキム・スオン(いつも中宮殿に駐在)が否定。
一杯のまされた・・・と亀城君も粋嬪ハン氏のしたたかさを認め、
ハン昭訓の世子妃冊封を急いだほうがいいと王妃にすすめます。
兵曹正郎ユ・ジャグァンがまたハン・ミョンフェを訪問。(妻ミン氏が嫌ってます)
ハン大監より一枚上手な粋嬪様を紹介してもらえませんか?と切り出しました。
重病なのに“気の病”と伝えるとは!とイム尚宮はこっぴどくお仕置きされます。
高麗君シン・スクチュと孝寧(ヒョリョン)大君を呼んだ世祖は、
イ・シエの乱で戦死したシン・ミョン(スクチュ息子)に死後褒賞を与えると話し、
世子に世継ぎがいなければ世子の甥を世孫にできるか?とスクチュに問いました。
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