首陽(スヤン)大君一行が馬に乗って明へ向かうシーンが流れるのですが
画面がゆっさゆっさと揺れて気分が悪くなります。カメラワーク悪すぎ!です。
国境近くの遼東(ヨドン)の広大な地を前に、国の理想を語る首陽大君。
同行しているシン・スクチュやキム・スンギュらを心服させているもようです。
けれども明へ向かう首陽大君たちの行く手は「あの世への道」とも噂され、
安平(アンピョン)大君が摂政になるだろうとも囁かれていました。
首陽大君夫人ユン氏はクォン・ナム夫人イ氏とハン・ミョンフェ夫人ミン氏を呼び、
安平サイドの動きに目を光らせていなければ・・・と警戒を強めます。
首陽大君に昇格させてもらった淑嬪ホン氏(文宗側室)が首陽家に情報提供。
国を守るべき兵曹の防牌(パンペ)と攝六十(ソプユクシプ)の兵士たちが
官僚の私邸づくりに駆りだされ資材の横流しも行なわれているというのです。
このように首陽大君が都を離れたとたんに朝廷の風紀が乱れたとか。
この件で兵曹判書チョン・インジが営繕(ヨンソン)都庁直長イ・ミョンミンを叱るも、
彼の上司である提調ミン・シンとチョン・ブンは右議政キム・ジョンソの子分。
キム・ジョンソの別荘や領議政ファンボ・インの屋敷も汚職の恩恵を受けていました。
ファンボ・インは自分の辞職をチラつかせてチョン・インジを黙らせ、異動を画策。
こっちに非があるのにチョン・インジを兵曹判書の座からおろすのは気が進まない、
彼は高潔な男だし報復と思われるのもいやだ・・・と反対するキム・ジョンソに、
チョン・インジを降格ではなく昇格させよう!とファンボ・インが提案します。
ということで急遽人事異動。病で欠席中の左議政の座にキム・ジョンソが就き、
右議政チョン・ブン、左賛成ハン・ファク(首陽大君息子の妻ハン氏の父)、
判中枢院事(ただし閑職)チョン・インジ、兵曹判書チョ・グックァン、左参賛ホ・フ、
右参賛イ・サチョル、同副承旨チェ・ハンという顔ぶれになりました。
この人事に憤ったハン・ミョンフェは、チョン・インジを訪問。
世宗に寵愛を受けた大監は国を磐石にすべき!世宗の遺言を守っていますか?
なぜ声を上げないのか?と演説をぶち、王を替えねば!と口にして叱られました。
(奇怪な顔をしているからといって物言いまで不遜なのか!とすごいけなされよう)
安平大君宅から逃げ出した妓生ナンをハン・ミョンフェが首陽家に預けました。
そして、義州道僉節制使(ウィジュドチョムジョルジェサ)だったホン・ダルソンや
ハン氏に紹介されたごろつきユ・スらがミョンフェの新しい仲間になりそうです。
スポンサード リンク