私のせいで辛い目にあったわね・・・と罰を受けたイム尚宮をねぎらう粋嬪ハン氏。
粋嬪様のためなら命を投げ出します・・・とイム尚宮は忠誠を誓いました。
粋嬪が大妃になるのを望む者は大勢いるので宮中の工作はいつでもOKだそうです。
気道が塞がって呼吸が苦しそうだった世祖は、鍼を打たれてとりあえず小康状態に。
目覚めると都承旨を呼び、28歳の亀城君イ・ジョンを領議政に任命しました。
臨瀛大君(亀城君父で世祖弟)が必死に王命の取り下げを願うも、
生きている兄弟はそなただけ・・・と信頼する身内に大任を与えようとします。
海千山千の功臣に勝てるわけがない!息子を死なせる気ですか?という
臨瀛大君の悲痛な言葉がなんだかもうすべてを暗示していますね・・・。
世祖が世子に国政をまかせて孝寧大君イ・ボの屋敷へ移ると知った粋嬪ハン氏は
大殿に乗り込もうとして別監に止められると、息子たちと一緒に席藁待罪!
粋嬪に恨まれても粋嬪を恨むでないぞ・・・と静かに世子に話す世祖。
大殿で沈黙を守り、粋嬪ハン氏を呼び入れないまま輿に乗って宮殿を出ました。
同時に王族の家には兵士が配置され、宮殿と都がにわかに物々しくなります。
地位を得た若い官僚たちは功臣や老臣を見下した態度をとりはじめ、
領議政の亀城君は急速な改革を推進。キム・ジルはさっそく亀城君派に変身です。
仁山君ホン・ユンソンはしばらく前から「青二才」「若造が!」と憤り中です。
厳格だけどお茶を運ぶと慈愛に満ちたまなざしを向けてくれた殿下だったのに
今日は言葉もかけずに行ってしまった!と涙を流して語る粋嬪ハン氏でしたが、
運よく世子になれたのだから世孫の座を譲ればいいのに!とやっぱり悔しそう。
激しい雷雨の中、自分のものになるはずだった康寧殿の前で号泣するのでした。
療養している孝寧大君の屋敷に世祖が元老たちを召集しました。
高霊君シン・スクチュ、上党君ハン・ミョンフェ、綾城君ク・チグァンのほか、
あーらお久しぶり!な蓬原君チョン・チャンソンや河東君チョン・インジも勢ぞろい。
墓の相談をしたいと世祖が切り出すと、シン・スクチュがむせび泣きます。
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