先鋒を切ったオレたちがなぜ内侍ごときと同じ二等功臣なんですか?と
鼻息荒いヤン・ジョンに続いてホン・ユンソンもハン家に乗り込んできて抗議。
お前らは剣をふるったにすぎぬ!ごろつきが功臣になっただけで十分!と一喝し、
あとは安平(アンピョン)大君を排除しなければとハン・ミョンフェが話します。
王族の譲寧大君と孝寧大君さえも安平大君の死に賛成しており、
朝廷でも重臣たちが安平大君の弾劾を5日間も続けていました。
同じことを上奏され続けて疲れ果てた端宗がついに折れるも、
肉親を処分してはなりません!と首陽(スヤン)大君がはねつけます。
ナンの婚約者に会うためハムジュへ向かう途中で都へ呼び戻されるミョンフェ。
安平大君のことは朝廷の総意ですから大君は何もしなくてよいのです、
抹殺したくないことはすでに実録に書かれているから譲歩してくださいと説得。
すると首陽大君は、「いつまでウチの家で国事を論じるのか?」と言い出し、
ミョンフェが自由に宮殿に出入りできるように承政院の官職を与えようとします。
科挙に及第していませんしまだ早いです・・・とミョンフェは高い官職を拒み、
どうしてもと言うなら司僕寺少尹(ソユン)にしてくださいと願いました。
こうして江華島の安平大君に義禁府鎮撫イ・スンベクの手により賜薬が運ばれ、
ユ・スは江華島に向かうイ・ヒョンロを発見して息の根を止めました。
馬の管理をする部署の取るに足りない閑職を得たハン・ミョンフェが
官服を着て宮殿に足を踏み入れたのは39歳のことでした。遅咲きですね~!
王になった首陽大君と領議政になった未来の自分の姿をさっそく夢見ていますよ。
朝廷では、咸吉道都節制使(ハムギルドトジョルジェサ)イ・ジンオクの処遇が問題に。
辺境で大軍を有する勇将イ・ジンオクはキム・ジョンソの分身ともいわれ、
都での事変(癸酉靖難)をしられないうちに都へ呼び戻す必要があったのです。
そこで新任の節制使パク・ホムン将軍が咸吉道に派遣されることになりました。
彼は六鎮開拓に携わるも世宗22年にキム・ジョンソを誹謗し免職→復職となった人物。
北方を平定した功績で殿下が都へお呼びです!というパク・ホムンの嘘を
キム・ジョンソの側室ジンニョが見破り、都での異変を察知しました。
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