この記事は「同伊(トンイ)」あらすじの簡易版です。長めの詳細版(各話版)はこちら→
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トンイは誘拐されておらず問安婢(両班家の挨拶を伝える下人)を探す家に呼ばれていた。問安婢になれば美しい服が着られると喜んでいたトンイだが、兄は剣契の仲間ケドォラの家にトンイを隠す。投獄されていた証人が消され、トンイらが指名手配される中、「犯人は西人派ではなく南人派」という推測をトンイ父に示されたソ従事官は、父で副題学のソ・ジョンホに相談する。ソ副題学は外出中の粛宗を追った。
そんな中、剣契の書簡が南人派の手に渡る。偽の情報を受けた剣契が副題学を救おうと急ぐも、すでに副題学は息絶えており、その犯人として捕まった。トンイ父を信頼していたソ従事官は衝撃を受ける。危機一髪で逃げたトンイは、大司憲が絶命する前に伝えようとした手の合図と同じ動作をする宮女を町で目撃して驚く。その宮女が落とした蝶の鍵牌をトンイが拾うと、指名手配中の少女だと気づいた彼女はそっと逃がしてくれた。チャ・チョンスは護送路に火薬をしかけて仲間を逃がそうとするが追い詰められ、トンイの父と兄は矢に射られ、チャ・チョンスも岸壁から海に落ちた。
トンイとケドォラが人家に忍び込んで飢えをしのいでいたある日、ソ従事官らに捕らわれそうになり、大司憲の合図を目撃したと必死に訴える。ソ従事官が詳しく聞こうとすると、トンイの姿は消えていた。その後ソ従事官は、発見された見知らぬ女児の遺体を「剣契の首長の娘だ」と証言。トンイの捜索が打ち切られた。トンイ兄を愛していた妓生ソリ(雪姫)は、都で一番安全な宮殿であの宮女を探したいというトンイの頼みを聞いてやり、ファン・ジュシク主簿に頼んでトンイを掌楽院の奴婢にしてもらう。
6年後のある夜、トンイが奏でていたヘグムの音を耳にした粛宗が、再入宮させて側室にするつもりのチャン・オクチョンに聞かせたいと、音の主を探させる。奴婢が楽器を弾いていたと知られたくないファン主簿は事実を隠す。朝廷では、西人派の大臣たちが南人派を後ろ盾にするオクチョンの入宮にこぞって反対。大妃(明聖王后)も宴にオクチョンだけを招かない。心を痛めた粛宗がオクチョンの部屋で楽師に演奏させると、楽器の音が全く合わない不吉な「音変(ウムビョン)」が起こり、捜査が始まる。その頃トンイは鍵牌の絵を鋳鐘所で発見。さらにオクチョンがあの宮女に似ていると気づきようすを探っていた。そんな折、閉じ込められた小屋で鋳鐘所の編磬匠の遺体を見つける。