この記事は「同伊(トンイ)」あらすじの簡易版です。長めの詳細版(各話版)はこちら→
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世子の後に延礽君が王になるのが二人を救う道だとトンイに説かれた粛宗は、トンイを出宮させてイヒョン宮で暮らさせると発表し、ソ・ヨンギらトンイの側近も左遷した。人々が驚く中、世子は王命の取り消しを願い、王妃の前でもトンイをかばう。だが粛宗の本当の狙いは世子に譲位してトンイと暮らすことにあり、皆には隠しとおしたまま清国の密使に伝えて事を運ぼうとしていた。
ところが春秋館の記録を見て禅位計画に気づいたチャン・ムリョルが、延礽君が世弟になるのを防ぐために、粛宗が不在のすきに兵を掌握。トンイが世子を狙っていると王妃に伝え、トンイの出宮命令を出させる。やがてイヒョン宮の近くに外出していた世子のそばで火薬が爆発。世子を狙ったトンイたちを捕らえよというチャン・ムリョルが指示するも、部下は動こうとせず、逆に王妃の命令で捕らえられてしまう。トンイから禅位計画を教えられた王妃が、チャン・ムリョルに騙されていたと気づいたからだ。
さらにトンイは、チャン・ムリョルが兵を掌握したときにすばやく外出先の粛宗に書状を送り、彼と結託していた少論派の動きを内禁衛に見張らせていた。こうしてチャン・ムリョルや老論派が捕らえられ、次々に処罰。ついに粛宗が譲位を発表する。重臣たちも世子も撤回を求めるが、粛宗は首を縦に振らない。そんなある日、延礽君を養子すると王妃が言い出した。そうすれば延礽君を守ることができ、粛宗も譲位する必要がない。延礽君には母親が二人できる・・・とトンイは微笑み、王妃に誠意を示すためにも宮殿を出ると決意。粛宗の反対を押し切ってイヒョン宮で暮らし始め、貧しい民の相談に乗る。
時が流れ、李氏朝鮮王朝21代国王・英祖として即位した延礽君とともにトンイの墓を訪ねたチャ・チョンスは、民のために尽力したトンイのことを慕う貧しい女の子とその父親に遭遇する。その娘は幼い頃のトンイにそっくりで、名前もトンイだった。