家を覗いていた男を追ったイ・スッポンが「お前は何も見てない!」とボコボコに。
たまたま通りかかった高麗王族ワン氏の娘ソンに、ヨメにしたいと声をかけてます。
コクセの家にお泊りして結婚を迫ったソンでしたが、まだ結ばれてはいないもよう。
お嬢様とボクなんかが結婚したら天罰がくだります!と大師に相談するコクセ。
しかしソンの気持ちは変わらず、大師がコクセを説得して結婚させようとします。
都を出た太祖の長男バンウは海州(ヘジュ)で酒におぼれて体を壊しています。
二男バングァと五男バンウォンは嫡出長男のバンウを呼び戻したいのですが、
高麗王を裏切った父を非難しているバンウは新王朝も世子の座も拒絶しました。
「長男は家出、二男と三男は優柔不断、五男は酒びたり?妻のあーたの責任よ!」と
バンウォン夫人ミン氏が一応姑にあたる王妃(神徳王后)に叱られています。
門下侍中ペ・グンリョム(星山伯)は学問には長けていませんでしたが、
楸洞のイ・ソンゲの屋敷に玉を持って行き開国に多大な貢献をした人物。
その彼が1392年(太祖元年)11月24日に辞職を申し出、2日後に逝去しました。
ペ・グンリョムの死を悲しんだ太祖は、一週間肉を口にしなかったそうです。
開国功臣にオレの手下が一人も選ばれていない!とバンウォンがムカつく頃、
御前会議では新しい国号をどうするかが話し合われていました。候補は二つ。
民をいたわり仲睦ましい世を意味し太祖の故郷にちなんだ和寧(ファリョン)と
過去の国号で中原でも親しまれていた名前である朝鮮(チョソン)でした。
「どっちもよくてワシじゃ決められんわ」「じゃあ大国に決めてもらいましょう」
ってことで芸文館学士ハン・サンジル(ハン・ミョンフェの祖父!)が明へ発ちます。
ここで、丹陽(タニャン)出身ウ・ヒョンボ(原功/ウォンゴン)が登場します。
赤城(チョクソン)君の子息である彼は、恭愍(コンミン)王の代に文科及第。
政堂文学と三司左使を務め、清廉潔白な人柄で知られる高麗の名臣でしたが、
太祖が建てた新王朝に異を唱えて流刑され、質素な家に暮らしていました。
そんな彼を、一緒に明に行った仲のハ・リュンが訪ね、出仕してくださいと頼むと、
「ハ大監には君主でも、私には旧友なのだ」と穏やかな口調で断られました。
宮中に呼ばれたイ・セク(韓山君)も太祖を「殿下」とは呼ばず、出仕話をお断り。
そのようすをスパイ女官の寧善翁主(外出回数多すぎ!)に聞いたバンウォンは、
失礼な!黙って見てたのか?その場にいた重臣を呼んできやがれ!と激怒します。
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