端宗がいやがっているのに首陽(スヤン)大君は独断で禁婚令を出します。
イ氏を除く8-16歳の女子の婚礼が禁じられたのは11月9日のことでした。
譲寧(ヤンニョン)大君ら王族が必死に婚礼の必要性を説いても、
喪中だ!なぜ領議政が勝手に禁婚令を出すのか!?と端宗が怒って拒否します。
そんな折、功臣の認定内容にケチをつける上訴をソン・サンムンが提出。
内侍2人が功臣になって君号をもらうのはおかしい!と功臣全体をこきおろし、
ホン・ダルソン、クォン・ナム、ハン・ミョンフェ以外は功がないではないか!
私の名も功臣からはずしてください!と抗議された首陽大君は何も言えません。
そうこうするうち、チョン・インジ、ハン・ファク、シン・スクチュらが、
「私は何もしていないので功臣からはずしてください」と言い出しました。
ちなみに癸酉靖難の二等功臣オム・ジャチ内官は寧城(ヨンソン)君、
チョン・ギュン内官は江川(カンチョン)君という君号をもらっていたそうです。
ハン・ミョンフェ夫人ミン氏がナンのために小ぎれいな家をみつけてやりました。
宮殿と自宅の間にあるから主人が休むこともできるわと話しています。
ミョンフェいわく「近所で朝市が開かれるから民心を探るにもうってつけ」とか。
そしてミョンフェは居酒屋のおかみとナンを引き合わせて協力させることにします。
その夜ナンは自分が刑曹参議パク・ユンの一人娘であると打ち明けました。
ナンの幸せが壊れたのは、判中枢院事キム・マンソの息子ギョンジとの婚礼の日。
キム・ジョンソを弾劾したキム・マンソが処分(王命)に不服で自ら命を断ち、
そのため息子のギョンジがハムジュに流刑されると決まったのです。
ナンの父はショックで倒れ、母も後を追って命を断ったそうです。
父ハン・ファクの申し出のことをハン氏(桃源君スンの夫人)が首陽大君に謝り、
内侍だけを功臣からはずして後はそのままにしては?と“中庸の道”を助言します。
その通りに首陽大君が端宗に進言していると、オム・ジャチ内官が抗議の野次!
私の命令は王命と心得よ!と首陽大君が王の前で怒鳴り返した後(いいのか?)、
これからも至らぬ私に忠告してくれ♪とソン・サンムンの手を笑って握ります。
ハン・ミョンフェは内侍だけを功臣削除した首陽大君の判断に感嘆し、
腕っぷし自慢のヤン・ジョンは生意気なオム・ジャチ内官を脅しつけるのでした。
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