都摠府の軍士を放ったのは、キム・アンロ=キム・アルロ(希楽堂大監)でした。
兵は町の至るところに匿名書が貼り付け、宮中にも矢に結ばれた檄文をビューン。
その内容は希楽堂の処刑を望むもので、実はこれ、希楽堂の巧妙な企みでした。
シム・ジョン(華川君大監)の仕業に見せかけて追い込もうとしているのです。
匿名書は無視されるのが慣例ですが「陰謀じゃ?」と勘づく臣下もチラホラおり、
希楽堂を大嫌いなイ・オンジョク(晦斎)は「どうせ卑しい希楽堂の仕業だ!」。
イイ子な昌嬪が、判府事ユン・イムとヒ嬪の接触を王妃(文定王后)にご注進。
敵と通じていた後宮はやっぱりヒ嬪だったのか・・・と王妃は確信するとともに
忠誠あつい昌嬪と息子を守ってやると約束。この件で昌嬪とヒ嬪はケンカします。
ナンジョンにせかされた華川君が、灼鼠事件の再調査の件をまた持ち出しました。
具合の悪い孝恵公主を問招しろだとぉ!?と中宗は怒り、緘口令が布かれます。
そんな中、か弱き孝恵公主さまがついに永眠し、満を持して希楽堂が行動開始。
まず、公主の薨去を隠しておくことを息子の延城尉(公主の夫)に約束させ、
中宗に報告しようとする(←それが仕事なので)ヤン御医を拘束しちゃいます。
次に入宮し「噂を流した犯人を許さない」という世子の言葉を聞いてから便殿へ。
貼り紙で私のことが書かれた責任をとります!といきなり辞職を申し出ました。
この希楽堂の申し出で匿名書がバラまかれたのをはじめて知った中宗が大激怒。
「矢が宮殿に放たれたのは国への挑戦だ!犯人を探す!希楽堂を辞職させぬ!」。
そこへタイミングよく希楽堂の手下である都摠管(トチョングァン)が現れ、
事件はシム・サスン(華川君息子)の仕業と指摘して朝廷中を驚かせるのでした。
こんな勢力抗争に身を投じず、遠巻きに見ながら時期を待つ臣下もいました。
彼らは目をつけていたユン・ウォンヒョン承候官を訪問。徒党が生まれそうです。
孝恵公主がネズミ事件を認めたことを中宗に告げろと王妃を急がせるナンジョン。
しかし時すでに遅し!便殿ではヤン御医が公主の逝去を中宗に告げていました。
いつもの大げさな表情でナンジョンがうろたえてますが、今回は作戦失敗ですね。
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おろおろしていまや(前から!?)威厳の欠片もナッシング♪
息子もなんとなく情けない感じでした。