淑媛になった芸妓出身のチャン・ノクスは「どうせなら嬪がいいわ」とのたまい、
そんな側室のことをおもしろがる燕山君が大王大妃殿へ挨拶に行かせます。
仁粹大王大妃は意外にもチャン・ノクスを追い返さず、挨拶を受けました。
ぷちぷちと嫌味攻撃するチョン貴人&オム貴人にノクスは平然と言い返します。
仁粹大王大妃はこれが孫からの挑戦状だということをしかと理解していました。
学者たちを粛清した戊午士禍(ムオサファ)で王権強化に成功した燕山君は、
大王大妃殿のそばに宴会用の東屋を建ててさらに仁粹大王大妃の権力に挑みます。
王権を強化した燕山君が次に求めているのは、生母ユン氏の復位でした。
領議政になったハン・チヒョンが朝廷の総意として仁粹大王大妃を説得するも、
ぜーったいダメ!そうすれば私や当時の大臣が罪人になるのです!
復位だけに終わるはずがない!次は復讐するはず・・・!と断固拒否。
今度は燕山君義父のシン・スンソンが仁粹大王大妃に話をつけに行きますが、
あんたのとこの孫娘を晋城(チンソン)の嫁にちょうだいなと言われて婚礼決定。
シン家と姻戚にすることで晋城大君を守るという仁粹大王大妃の考えでした。
ユ・ジャグァン(武霊君)の入れ知恵に乗った燕山君が臣下たちに、
母が追放されたのは側室の陰謀じゃないの?ちゃんと論議してね!と命令。
身の危険を感じたチョン貴人とオム貴人が仁粹大王大妃に泣きつきます。
亡き成宗の命令を守って蒸し返したくない大臣と、現王に従いたい大臣が対立。
そんな中、右賛成シン・スグンは「口をつぐむべき(何もしない)」と主張します。
論議もせず何も行動を起こさない臣下たちに燕山君がムカー!
大王大妃の圧力に負けた大臣に言い訳の機会を与えてやっているのに!と激怒し
真夜中の宮殿に晋城大君(婚礼を挙げて私家住まい中)を呼びつけました。
ビビりまくる晋城大君(中宗~:笑)に義父シン・スグンがつきそって宮殿へ。
燕山君は部屋に呼び入れた晋城大君の前に2杯のお酒を用意すると、
さあ飲め♪一つは毒入りだぞ♪とロシアンルーレットゲームを勝手に開催。
晋城大君はぶるぶると震えまくり、結局はお酒を選ぶことも飲むこともできません。
「お前がいたら王に担ごうとする輩がいてオレが迷惑。どっちかが死ななきゃ」と
燕山君は異母弟に言うと杯のひとつをぐいっと飲み干して笑うのでした。
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