睿宗は「そなたを信じる」となぜかあっさりハン・ミョンフェの潔白を認めてくれ、
共謀者は誰だ?とナム・イに問いました。するとナム・イが挙げたのはカン・スン。
(当時の領議政が亀城君ではなくカン・スンだと誤記している史書も多いとか)
ハン・ミョンフェと亀城君と永順君を討つ計画を立てましたというナム・イの告白に、
とつぜん巻き込まれた老臣カン・スンがびっくりして否定しまくります。
厳しい取調べの後にナム・イが告白した真意は今もって不確かだそうですが、
この事件がユ・ジャグァンの虚偽の告発で引き起こされたのは事実だとか。
以後、友を陥れたユ・ジャグァンは軽蔑され、誰からも相手にされなくなります。
横柄で傲慢なお前のことを心配したクォン・ナムに頼まれていたが守れなかった、
あの世で再会する顔がない・・・とハン・ミョンフェがナム・イに話しました。
『実録』にもナム・イの傲慢な性格のせいで嫉妬を買ったと記されているそう。
こうしてナム・イや名前を挙げられたカン・スンたちがこの世を去りました。
山から下りたキム・シスプ(梅月堂)が雪岑という僧侶になって呑んだくれ中。
おそらく旧友のシン・スクチュが彼のことを何かと気遣ってあげていますが、
変節して世祖についたとシン・スクチュを罵るばかりのキム・シスプでした。
領議政のパク・ウォンヒョンが就任後一ヶ月で逝去しました。
そこで大妃(貞顕王后)と睿宗がハン・ミョンフェに後任を頼み込みます。
領議政に2度も登用されるのは前例がないからと躊躇していたハン・ミョンフェが
やっとこさ承諾すると大妃と睿宗は涙を流さんばかりに喜びました(不自然~)。
次の領議政にはホン・ユンソンを推薦するつもりのハン・ミョンフェに、
叔父を手にかけたあんな男に国を任せるの?と不安がる粋嬪ハン氏(当然です)。
しかしミョンフェは、今は院相制度だから領議政にたいした実権はないと説明。
粋嬪の息子を王にするなら姻戚の自分が領議政じゃないほうがいいと話します。
昇進を前にウッキウキのホン・ユンソンを、僧侶キム・シスプが罵りまくりました。
スポンサード リンク