準備は整いましたから戦時動員令を!と太祖に決断を迫るチョン・ドジョン。
気持ちはわかるが今は待てと言われてもしつこく要求して怒られちゃいました。
形勢不利に焦ったナム・ウンは、邪魔なチョ・ジュンを消そうと言い出す始末。
最終的にはそれも考えるけど今はダメ・・・とチョン・ドジョンが止めます。
クォン・グンが明へ行きチョン・ドジョンも何もできない今の政局は静かなので
“人の形をした虎を捕えに”ハ・リュンとイ・バンウォン(靖安大君)が安山へ。
そうは見えませんが高麗の功臣の家系出身で大層立派な家柄のイ・スクポンは、
あの山賊のような群れに加われと?と最初は茶化して誘いをはぐらかしますが、
協力してくれたら一生裏切らない・・・とバンウォンに拝礼されてウルウル感動。
こうしてイ・スクポンはバンウォンを主人と決め、固~く忠誠を誓うのでした。
前話でチョンシルがお茶を出しながら“離れ”の赤子の近況を話した効果か、
バンウォンが久々にトクシルを訪ねて赤子をあやしキム尚宮にも礼を言います。
この男の子には、慎むという意味を込めて「ビ」という名前がつけられました。
ところがその子が熱病にかかってしまい(使用人長ポクソプの仕業なのか?)、
体を冷やすために外で寝かせなさい!と夫人ミン氏が命令します(こわいよー)。
キム尚宮が赤子を連れて行こうとしてミン氏と揉めているところに、王命が到着。
バンウォンも帰宅し「そなたが私の子を殺そうとしたのは忘れん!」と怒ります。
転地療養している王妃(神徳王后)を太祖や世子バンソクらが見舞っています。
すると王妃が「大君たちと会っておきたい・・・」と太祖にお願いしました。
すぐさま王命により召集された大君たちを前に王妃はこれまでの振る舞いを詫び、
そなたたちのことが世子の座を奪う存在に見えて怖かった・・・と謝りました。
みんなで仲良く暮らせと言った郷妻のハン氏に会わせる顔がないと泣きながらも、
世子はそなたたちの弟に決まったのだからよろしく頼みます・・・とお願いし、
バンウォン夫妻が遅れて到着すると「世子のことを・・・」と言いかけて絶命。
太祖5年(1396年)8月13日、朝鮮王朝最初の王妃である神徳王后が没しました。
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