妓生ヒョドは、イ・ゴイとの仲は認めても息子イ・ジョとの関係はきっぱり否定。
噂に陥れられました!とバンウォン宅へ駆け込んできて必死に訴えるイ・ゴイに、
もう朝廷で問題になってしまいましたとイ・バンウォン(靖安大君)が告げ、
あの女を始末しましょう・・・私を信じてくださいとやさしく持ちかけました。
後でイ・ゴイが「バンウォンの政治のエサにされた!」と気づいてましたが。
「トクシルの子を引き取るのは主人も許したことだからもう一度行ってきて」。
ミン氏がポクソプを別宅に行かせると、トクシルは引渡しを頑なに拒みました。
ポクソプがまた悪だくみを提案しますが、ミン氏はもう何もしないようです。
義兄上には失望しました・・・とチョ・バクに流刑を言い渡すバンウォン。
功臣たちは目に余ります!国のためにしたことです!とチョ・バクが訴えるも
なぜ愚かな誠嬪に会った?流罪にするのは助けるためです!と丁寧にすごまれ、
運ばれてきた膳に伸ばす手がぶるぶると震えてしまうチョ・バクなのでした。
バンウォンは定宗に「悪いのは醜聞で功臣の間を引き裂いたチョ・バク」と報告。
チョ・バクが徳泉君を世子と呼んだらしいと非難し、定宗に文句を言わせません。
流刑にするなんてあんまりです!と抗議した誠嬪は定宗にこっぴどく叱られます。
そして都堂の会議に、王命(という名の俺様の命令)を持ったバンウォンが登場。
イ・ゴイ親子の潔白を認めるとともに噂の源チョ・バクには流刑が言い渡され、
今後朝廷を乱す者は大逆無道の罪を問い三族を滅ぼす!というお達し付きでした。
『実録』によると、イ・スクポンはチョ・バクの行動をつぶさに監視しており、
定宗寄りになっていくのを危険視しているところにイ・ゴイ親子の事件が勃発
これによりバンウォンはイ・ゴイに恩を売り、寝返りを防ぐという利を得ました。
外出した上王・太祖が「漢陽はうんざりだ!」と勝手に開京に向かっています。
・・・って、あなた昔は「開京はうんざりだ!」って言ってませんでしたっけ?もう待ってられない!とチョ・サイ手下のパク・トゥオンやソ・パルが実行開始。
イ・スクポンとミン氏と共に宮殿に向かうバンウォンに白昼堂々矢を放ちました。