中宗は廃妃シン氏お手製の寝巻きに喜び、庶民的なトンチミ汁を懐かしがります。
しかし貧窮する竹洞宮では食材ゼロ。女官サムウォルがご近所から恵んでもらいます。
いっそ二人で逃げよう・・・!チョナ~・・・!とメロドラマな部屋の外では、
寒空の下で夜を明かす護衛に温かいものを出してくれとキム内官がチェ尚宮に依頼。
もちろん竹洞宮にそんな余裕はありませんが、近隣の民が料理をふるまいました。
敬嬪と結婚するんだしそろそろ過去をあきらめてほしいと願う大妃(貞顕王后)に、
私の貯金から竹洞宮を助けてもいいでしょうか?とパク尚宮が訴えています。
敬嬪の王妃冊封を防ぎたいホン・ギョンジュ(南陽君)やナム・ゴンが人々を扇動。
朝になるとシン氏を慕う民が竹洞宮の前で座り込みを始め、中宗が喜んだのも束の間、
パク・ウォンジョン(平城君)に命じられた兵がやってきて民を強制退去させます。
そのようすを見に行ったチョ・グァンジョは、兵の乱暴なふるまいに激怒しました。
王室の外戚になるのだからもうちょっと考えてください!と大妃は平城君を叱り、
勝手に兵を竹洞宮に派遣するなんて王様の面目が丸潰れだしやりすぎだよな~と
パク・ウォンジョン側近のユ・スンジョンやソン・ヒアンらさえつぶやきます。
竹洞宮の空っぽな蔵や頭巾をはずしたチェ尚宮の髪に気づいた中宗は愕然。
灯油が切れると月明かりを頼りに寝巻きを縫っていたと知り、涙が止まりません。
新しい王妃を迎えたらもう二度と来られないと知りつつ、再会を約束する二人。
その約束が果たされたのは、それから10余年後のことだそうです・・・。
都承旨ホン・ギョンジュが再び連れて来たナム・ゴンと嫌そうに会う中宗でしたが、
敬嬪を王妃に据えるのはおやめください!と進言されると思わず表情を変えます。
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