「走肖為王」と刻まれた葉っぱが発見された事件を耳にした大妃(貞顕王后)。
敬嬪と熙嬪を呼んで事情を聞くとともに、葉っぱを見つけろと命じました。
策略です!とお付きのパク尚宮がチョ・グァンジョの潔白を訴えますが、
大妃はそれを承知しつつも、中宗とチョ・グァンジョの縁を切らせたいようです。
そんなことよりも福城君を世子にしてよ!とシム・ジョン(花川君)に迫る敬嬪。
「王子様(前王妃腹の大君)が健康になる薬」をキム尚宮に無理やり渡しました。
敬嬪の入れ知恵でシン氏の墓参りを暴露する貼紙をさせた王妃(文定王后)は、
敬嬪に弱みを握られたけどまた南陽君と対立するはずだし・・・と策を練り練り。
なんとまたご懐妊しているようですよ~。(後に生まれるのは娘なんですけどね)
改革の成果も守りたいし王位も守りたいのだ・・・と中宗を読み解くキム・アルロ。
チョ・グァンジョは用済みだけど捨てるには忍びないだけの存在だから
保守派全体と天秤にかければきっとチョを捨てるはずと皆を説得してまわります。
ナム・ゴンは刑曹判書キム・ジョンをはじめとする儒林をとりこもうとする一方、
どうして改革をチョ・グァンジョ一人の功績にするのですか?と中宗に抗議し、
追いやられた両班が殿下を恨んでいます・・・と遠まわしに脅しました。
賎民が踊る世はどうするのですか?と隠遁先を訪ねた妓生チョソンが責めます。
愛する王様を苦しめたくないからもう会わないと決めたチョ・グァンジョ。
しかし中宗に呼ばれ、王位を狙っているという不穏な噂が飛び交う都へ入りました。
領議政チョン・グァンピルは、噂を気にすることはない・・・と声をかけてくれます。
もう彼は大司憲ではない!と怒鳴り、大殿で(私的に)会おうとする中宗に、
大司憲として便殿で(公式に)謁見したいと主張するチョ・グァンジョ。
結局は便殿で会いますが、史官を退けて二人きりで話すことになります。
同じ頃、地方から大量の儒生が都へ乗り込むという動きをみせており、
都の儒生キム・ジョンやキム・シクらも結束を固めつつありました。
ホン・ギョンジュ(南陽君)は反正のときの血つき甲冑を出して張り切ってます。
そなたを救うために呼んだのだ・・・と切り出した中宗が条件をつきつけました。
「賢良科を廃止し、昭格署を復活させ、功臣録から削除した者を再審査する」。
それさえ認めれば私の命をお助けに?と聞き返すチョ・グァンジョに、
成均館を閉じるつもりだ・・・とさらに中宗が悲しい条件を出してきます。
「王様を愛していました。賎民が踊る世を築くという約束はお忘れですか?」。
チョ・グァンジョが腹の底から野太い声をふり絞りながら中宗に尋ねます。
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